かくいう私めもそうしてこのドラマを見たわけで、いろんなキャラをこなす綾野剛はなりきってましたが、
星野源はまだちょっと無理してテンションを上げ気味に演じているような違和感は拭えませんでした。
今、「逃げ恥」の平匡を見ているので余計にそう感じるのかもしれません。
TBS 金曜22時
「MIU404」第1話
主演…綾野剛、星野源
脚本…野木亜紀子
演出…塚原あゆ子
主人公2人は警視庁に第3まである機動捜査隊に、働き方改革のため新たにもう1つ作った第4機動捜査隊の隊員。
叩き上げのベテラン陣馬(橋本じゅん)とワケありの元捜査一課刑事の志摩(星野源)が組むはずでしたが、
刑事部長(生瀬勝久)が警察幹部の息子の九重(岡田健史)をねじこんできたため、陣馬は九重と組むことになり、
志摩は、やむなく足が早いことしか評価されず、問題を起こしまくってる伊吹(綾野剛)と組むことに。
2組だけの小ぶりなメンバーで第1の隊長でもある桔梗(麻生久美子)の指揮下、初動捜査にあたるというお話。
こんな初期設定をテキパキと説明した上で、あおり運転の男をこらしめたり、
いなくなったおばあさんを探したり、あおり運転男を刺した犯人を見つけ出したり、
無駄のない運びで初動捜査をする機動捜査隊の1日の仕事ぶりを描いてみせました。
しかも、その中で伊吹と志摩、陣馬と九重の対照的なキャラゆえの衝突やギクシャクぶりも描き、それぞれのキャラを鮮やかに際立たせてみせまし。
野木亜紀子脚本の筆運びの良さ、塚原あゆ子演出のスピーディーかつ軽快なノリの良さ。
勢いのあるチームが作り出すものには、エネルギーを感じますね。
機動捜査隊ならではの活躍を今後もどう見せてくれるか楽しみです。
今回の評価は…