全5話なのがホント残念!…「天使にリクエストを」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回も見ごたえがありましたね。
1、2話の梶芽衣子といい、3話の塩見三省といい、今回の山本學といい、ゲストのベテラン俳優たちが素晴らしいですね。




日本の芸能界には素晴らしいベテランの役者さんがたくさんおられるんですから、NHKは視聴率など気にせず、そういった方々の名演技を映像に残す秀作をもっと作ってほしいです。





かつて笠智衆が晩年に主演した山田太一ドラマとか素晴らしい秀作でしたからね。





NHK  土曜21時
「天使にリクエストを~人生最後の願い~」第4話

主演…江口洋介
脚本…大森寿美男
演出…片岡敬司





今回の依頼は島田(江口洋介)の離婚した妻・時恵(板谷由夏)の父親・真吉(山本學)からのもの。




かつて妻とまわった秩父の札所めぐりを、生きている間にもう一度したい…というリクエストでした。





しかも、時恵にも一緒に来てくれと頼み、明らかに自分が生きている間に、時恵と島田が関係修復してくれることを意図しているようでした。




島田が息子といる時に、事件に巻き込まれ息子を亡くしたことによる島田と時恵の心の傷は深く、





顔を合わせれば、亡き息子のことを思い出してしまい、時恵は島田をなじりたくなってしまいます。





あの日のことを何度も思い出す島田。
何気ない会話の中で、ホントに息子が伝えたかった思いに今更ながらに気づき、





その願いも果たせてない自分を悔い、号泣します。
まだらボケは演技だったのかと思える真吉の笑みが印象的でした。




真吉の葬儀で、寄り添いあう島田と時恵の姿に救われました。




このドラマは移動の車内で歌う曲か毎回印象的ですが、今回のユーミンの「守ってあげたい」は実に良かったですね。





今回の評価は…