映画的なまでに荘厳な出産シーン…「ルパンの娘」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマのチーフ演出で今回も担当している武内英樹ディレクターは「のだめカンタービレ」映画版、「テルマエ・ロマエ」「翔んで埼玉」を撮った監督でもあります。




…ですから、バカバカしいことも盛大にハッタリをかまして見せきる力わざがお得意で、このドラマでもそれは申し分なく発揮されています。





フジテレビ  木曜22時
「ルパンの娘」第2話

主演…深田恭子
脚本…徳永友一
演出…武内英樹



やっぱり面白いですね、このドラマ。
今回は華(深田恭子)が臨月という中で、Lの一族がお宝ゲットに出動というお話。




前シリーズからのお約束や、お約束を裏切る展開やらが入り交じり、カオスな中で悪をこらしめ、荘厳な出産シーンへつながるという完成度の高い回でした。





前シリーズに登場したスナックのママ(遠野なぎこ)が助産師として再登場したり、和馬(瀬戸康史)のつかまり癖はやはり治ってなかったり、





これまで見てきた人には嬉しくなる仕掛けと、新キャラの美雪(橋本環奈)にからめて、引きこもりの渉(栗原類)がマッチングアプリで会いに行ったりという意外性も楽しませてくれました。



そして、和馬を助けるべく身重の華が悪人と対決。
激しく動いたので破水、急転直下、どこかで産まなければという事態に。



なぜか円城寺(大貫勇輔)のダンスとカットバックしながら、まるでマリアがキリストを産んだ時のように荘厳な出産シーンとなりました。




いや~、スゴいものを見たなとただ感心し、楽しませてもらいました。




おなじナンセンスコメディでも「極主夫道」とは格が違います。




今回の評価は…