真人が心情を吐露する名シーン…「姉ちゃんの恋人」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回の桃子(有村架純)と真人(林遣都)の観覧車のシーンは恋愛ドラマ史に残る名シーンではないでしょうか。




泣けましたね…。
真人の偽らざる気持ちが痛々しいまでに伝わり、それを受けいれる桃子の覚悟が感動的でした。



フジテレビ  火曜21時
「姉ちゃんの恋人」第6話

主演…有村架純
脚本…岡田恵和
演出…三宅喜重




このドラマ、素晴らしいなと私めが感服しているのは、並の恋愛ドラマならヒロインの恋愛をいかにも阻みそうな周りの人々が、




分かりやすく恋愛を邪魔したりせず、桃子と真人のことを思い、それぞれがアプローチしているさまにあります。





今回はそれが顕著に描かれていた回で、唯一、真人の事情も、桃子のことも理解している川上(光石研)が複雑な思いを桃子に正直にぶつけるシーンなどは、その最たるものでした。




真人と親しくなる桃子の弟たち、
親代わりのつもりで敢えて反対する桃子の親友みゆき(奈緒)、
話を聞かずにバカやって笑い合ってくれる日南子(小池栄子)と沙織(紺野まひる)
壊れた椅子を持ち帰り、真人に直して前より幸せな椅子にしてあげて…と暗に真人を応援する母の貴子(和久井映見)





それぞれの気持ちが、優しく温かくて心打たれました。




それを受けての真人と桃子が二人きりになって向き合った観覧車のシーン。




既に真人に過去何があったかは桃子には伝えられていましたが、その時真人はどう考え、どう感じたのかを偽らずに語りました。




訥訥と正直に語る真人に、桃子は余計に真人を好きになり、




一緒に泣き、一緒に笑おう、恋人になってください…と返します。




人に寄り添い、一緒に泣き、一緒に笑う。
それはこのドラマのテーマですね。




Withコロナの時代だからこそ、心に響く素晴らしいシーンでした。




林遣都、有村架純に拍手です。
今回の評価は…