TBS 金曜22時
「恋する母たち」最終回
主演…木村佳乃
脚本…大石静
演出…福田亮介
まず、杏(木村佳乃)から行きますかね、一応ヒロインですから。
相変わらず面倒くさい斉木(小泉孝太郎)とは筍飯を作ったのに筍を苦手な斉木が言い出せずあまり食べない…
とか、しょうもないことでぶつかり、ギクシャク。
杏の愛情の押しつけが鬱陶しいとまで言われ、
こりゃ~無理だな、別れた方が良いよムード満々。
記憶が戻った慎吾(渋川清彦)にどんな妻だったか聞いたら、杏が完璧すぎて自分がダメに思えた…って。
息苦しいから不倫に走ったみたいで、杏は斉木ともこのままではダメだと別れを切り出し、斉木の泣きが入り、一旦は思い止まるも結局離婚。
ま~その方が良いでしょうと思ったら、丸太郎(阿部サダヲ)の助言で、仕事上でのパートナーならうまくいくし、ずっと一緒にいられると考え、斉木のもとへ。
斉木も同じことを考えていたらしく一級建築士になり事務所を開く斉木の杏は秘書になることになりましたとさ。
杏が不動産屋で働いていたのがこんなオチに結びついたわけですね。フムフム。
続いて優子(吉田羊)は順調そのもの。
千葉での営業実績を評価され役員に早めに昇進。
赤坂(磯村勇斗)は結婚しかけますが、結婚当日に相手が自分を利用するだけで他に好きな男がいることが判明。
結婚式をすっぽかし、優子のもとへ。
よりが戻った勢いで赤坂は結婚を迫りますが、優子は結婚を拒否、とはいえ一緒に住むという
事実婚の形になりました。
優子らしい選択でしたね。
優子の夫、重夫(矢作兼)は本も売れ与論島で子どもたちに教える日々、大介(奥平大兼)は研(藤原大祐)と仲良く東大に通っているようです。
最後に最も波乱含みのまり(仲里依紗)でしたが、離婚を拒んだ繁樹(玉置玲央)も、息子の繁秋(宮世琉弥)に説得され、ついに折れました。
丸太郎と晴れて再婚。
しかし、あの4人めの子はどちらの子どもだったんでしょうね。
このドラマ、終始、肝心のヒロインのペアがイマイチでしたが、その分、優子やまりがドラマチックで、かつ周りの脇キャラも個性的で楽しむことができました。
あと余談ですが、私めお気に入りの「極主夫道」のスーパー店長役の本多力が、こちらにも斉木の親友の建築士で出てきたのが嬉しかったです。
今回の評価は…