秋ドラマで最終回まで私めが見た9本の満足度ランキングを発表します。
その1位が最優秀作品賞ということになります。
記事の最後に毎回つけている5点評価の平均値で順位づけしてます。
まず8位、9位は同ポイントでした。
8位
柴咲コウ主演
「35歳の少女」
→3.30
3*4*3*4*4*3*3*3*3*3
回によってはグッと来る良い回もありましたが、正直コロナ感染拡大で憂鬱になりがちな時期に見るには「しんどい」作品でした。
ギスギスした会話が続き、共感できないキャラが殊勝に変わっていっても、どうも冷ややかに見てしまうだけの自分がいました。
8位タイ
妻夫木聡主演
「危険なビーナス」
→3.30
3*3*3*3*3*4*4*3*4*3
各回のポイントをご覧いただければお分かりいただけるように後半になってやっと主人公が能動的になり面白くなってきた作品でした。
ラストも拍子抜けしました。
5話連続くらいで見たかった作品です。
7位
中井貴一主演
「共演NG」
→3.33
このドラマ、期待値は高かったのに業界内部の内輪ウケ的なネタがやたらと盛り込まれ、視聴者のニーズと明らかにズレた作品でした。
そんな中でしっかり演じていた役者さんたちのプロ魂に打たれました。
6位
森七菜主演
「この恋あたためますか」
→3.40
4*4*4*3*3*3*4*3*3*3
序盤のスイーツ開発が面白かったのに、よくある恋愛ドラマのパターンになった後半の失速が残念でした。
ただ、森七菜は末恐ろしい女優だというのはよく分かりましたし、私めが応援している仲野太賀は得をした作品でした。
5位
波瑠主演
「#リモラブ~普通の恋は邪道~」
→3.50
4*3*3*3*3*4*4*4*3*4
こちらはSNS上の檸檬が青林と分かり、二人の話になってから面白くなりました。
不器用な二人のギクシャクぶりを楽しみました。
Withコロナの中での恋愛というものを真正面から果敢に描いたスタッフ、キャストの勇断と努力を讃えます。
4位と3位は同ポイントでした。
3位
深田恭子主演
「ルパンの娘」
→3.67
3*4*3*4*4*4*4*4*3
事実上の最終回のあとにもう1話あった特別編が余計でしたね。あれが無ければ2位でした。
前作よりミュージカルシーンもパワーアッブし、新キャラもうまくからませ、大いに楽しませてもらいました。
特に華(深田恭子)とマツ(どんぐり)が入れ替わった回は神回でしたね。
第3シリーズもぜひ見たいです。
3位タイ
木村佳乃主演
「恋する母たち」
→3.67
4*3*4*3*4*4*4*3*4
恋愛群像劇としてよくできていたと思います。脇キャラまでよく描きこまれていて、キャストも個性を発揮した好演ばかりでした。
ただ、ヒロインとその相手がなぜか魅力に乏しく、そこが珠にキズでした。
2位
玉木宏主演
「極主夫道」
→3.70
4*4*4*3*4*3*4*3*4*4
コメディは評価が低くなりがちですが、このドラマは腕のある役者さんたちが大真面目にコミカル演技を熱演しているのがやけにおかしかったです。
とかく世間から疎んじられるヤクザを逆手にとって、主婦の世界に持ち込んだ遊び心がナイスでした。
そして、1位、つまり2020秋ドラマアカデミー賞、最優秀作品賞は…
有村架純主演
「姉ちゃんの恋人」
→3.89
3*4*4*4*4*4*4*4*4
Withコロナの中で、人にとって幸せとは何か、幸せになることの大切さをしみじみと、優しい眼差しで描いてくれたドラマでした。
桃子(有村架純)と真人(林遣都)が二人で乗った観覧車のシーンは感涙の名シーンでしたね。
今クールは残念ながら平均4ポイントを超える作品はありませんでした。
以上、これで私めの2020年のブログは最後になります。
今年もご愛読ありがとうございました。