ただし、その夜起きた地震のために、放送時間は大幅にずれこみ、スタートしたのは深夜2時頃だったようです。
録画できなかった私めは見逃し配信で見ましたが、テレビ朝日のように今週に延期と思っている方も多いのではないでしょうか?
せっかく良い回なのに残念です。
再放送の要望が多く、各系列局バラバラに再放送するようで、フジテレビでは今日14時45分からやったみたいです。気づかなかった~(涙)
まだこれからなのは以下の局です。
北海道…20日 13時59分~
長野…19日 25時50分
静岡…19日 26時20分
富山…19日 27時~
石川…19日 27時11分~
福井…19日 25時25分
高知…20日 16時~
福岡…20日 5時~
熊本…19日 26時10分~
長崎…20日 10時25分
鹿児島…19日 26時20分
深夜が多いのでなかなか気づかないかもしれませんね。
フジテレビ 土曜23時40分(この日は26時)
「その女、ジルバ」第6話
主演…池脇千鶴
脚本…吉田紀子
演出…村上牧人
3つの恋の内、クリスマスらしく微笑ましいハッピーな奇跡は、スミレ(江口のりこ)と石動(水澤紳吾)でした。
石動は新(池脇千鶴)を好きで、クリスマスパーティーに何を渡すか探った上で、小さな花束を持って来ていましたが、
渡しそびれて、スミレに渡すことに…
クリスマスにそんなプレゼントを貰ったことのないスミレは素直に喜び、
これまでも店で隣あったり、二人を結びつける運命を感じた石動は、後を追いかけ告白しました。
背の高いスミレが靴を脱いで抱き合うのが何とも微笑ましかったです。
江口のりこのいじらしい表情は可愛らしいですよね。
一方、かなわぬままに終わったのが、菊子さん(草村礼子)の義理の兄との恋。
母親が菊子を連れて再婚し、その再婚先の兄が菊子の初恋の人。菊子はそこでは冷遇されたのか飛び出てしまい、関係は絶たれたが、
歳をとってから再会、1年に1度会ってたみたいですが、亡くなってしまったようで…
思い出の場所に別れを告げに行った菊子さんの姿が短いシーンですが、強く胸を打たれました。
何も語らず万感胸に迫る菊子の表情だけという草村礼子の演技が素晴らしかったです。
同じく多くを語らない演技で、その含むところの豊かさに毎回感銘を受けているマスター幸吉役の品川徹。
今回は七子(久本雅美)からジルバママ(池脇千鶴)と幸吉は歳は離れていたが、一時は恋人の仲で、幸吉からのプレゼントをジルバは大事に取っていたという話を聞いたので、
そのジルバと面影の似た新と接するたびに、幸吉は切ない気持ちがよみがえっているんだろうなと察せられました。
かなう恋あれば、かなわぬ恋も、かなってもうまくいかなかった恋も、それぞれの人生を感じる深い話でした。
今回の評価は…