恋愛ドラマにおいてヒロインを好きだけど身を引く男性、って古来、おいしい役どころなんですが、今回はまさにそうでしたね。
TBS 火曜22時
「オー!マイ・ボス~恋は別冊で~」第7話
主演…上白石萌音
脚本…田辺茂範
演出…井村太一
編集部のメンバーが取材がてら行った長野のコテージにあとから合流した奈未(上白石萌音)
そこで潤之介(玉森裕太)から貰ったブレスレットをなくしてしまい、中沢が一緒に探してくれます。
見つからなかった上に、最終バスも逃してしまう二人。
宿を探すと1部屋だけ空いており、自分は他の宿を探すからと奈未だけ泊まらせることに。
広い部屋だからいいんじゃないですか?と気をつかう奈未に中沢は…
「もしお前が俺の彼女だったら、俺はお前が他の男と泊まるのはイヤだ…」
お~~、男前なセリフじゃないですか。
そのくせ、部屋から出て行こうとする中沢に奈未が、この前の告白の答えを…と言ったら、
「朝、朝に聞かせてくれ」と、ちょっとうろたえるあたり、ツンデレキャラらしいギャップも見せ、中沢でもいいんじゃないの?と思わせました。
更に、涙ぐましいことに、中沢はまた川べりに戻って、一晩中、ブレスレットを探すという男前な行動を取るわけです。
翌朝、東京からバイクをとばして潤之介が駆けつけ、奈未の誤解もとけて、二人は抱き合うんですが…
お約束で、ブレスレットを見つけて戻ってきた中沢が、抱き合う二人を目撃。
ブレスレットをそっと置いて立ち去るという切ない流れ。
かわいそうにな~、中沢。
遥(久保田紗友)じゃダメなのか~と思ってしまいました。
ま~そうなるでしょうけどね。
このドラマはちゃんと潤之介の良さも、奈未の家族とのからみを通して描いていたので、そこはそれで良かったと思います。
今回の評価は…