…お恥ずかしいことに。
…なので、今回のように何人もの女生徒のエピソードをごちゃ混ぜでやられると何が何やらと混乱してしまい困りました。
フジテレビ 火曜21時
「青のSP～学校内警察・嶋田隆平～」第9話
主演…藤原竜也
脚本…大石哲也
演出…国本雅広
今回は娘を女優にしようと躍起になる母親(西尾まり)と、病院を継がせたいために医学部付属に行かせようと厳しい母親(堀内敬子)
二人の毒親に苦しめられる女生徒を、涼子(真木よう子)と嶋田(藤原竜也)が、母親から解放されるよう助けるという話でした。
それぞれの母親に嶋田がビシッと痛いところをついた言葉を浴びせるシーンが痛快でした。
このドラマ、もっとこういうところが見たかったのに、嶋田の恋人の死にまつわる縦筋にウエイトを置きすぎでしたよね。
今回は西尾まりも堀内敬子もさすがの演技をしてましたから、この2組の親子の話だけでもいいはずなのに、
恋人の死にからんだ元教師・岡部(遠藤雄弥)の事件にからむ美月と、その子と親しげな学級委員長の香澄まで親子がらみで盛り込んできたので、
あっちもこっちもで、散漫になったきらいはあります。
香澄役の鈴木梨央はかつて名子役だった子ですが、何やら裏の顔がある優等生のようです。
こちらはこちらでまとめてやってくれたらいいのに、合間に挟まってきて、どちらを見せたいのか、縦筋をいつまでも引っ張る弊害を感じました。
あと、藤原竜也がビシッと話すセリフと、相変わらず聞きとりづらい真木よう子のセリフのギャップも二人一緒のシーンが多いと気になります。
今回の評価は…