科学者の心をなくした好並…「白い濁流」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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自分が生み出したTMペプチドの医薬品を世に出すという念願のためなら、もはや手段を選ばなくなってしまった好並(伊藤淳史)




今回はかつてセクトームの時に、科学者として自分が言ったことを部下の研究員に言われ、




北野(西村まさ彦)に言われた通りのことを、自分が口にしてしまうという皮肉なことになりました。




NHK BSプレミアム 日曜22時

「白い濁流」第7話


主演…伊藤淳史

脚本…池田奈津子

演出…宮本理江子




TMペプチド入のドリンクは売れ行きが好調で量産することになったために、毒性のある成分が混入されるようになってしまいました。




研究員の吉富がそれに気づき、好並に進言しますが、忙しくて聞く耳を持たなかったため、匿名で柏木(桐山漣)のいる女子大に検査を依頼します。




教授に頼まれ、検査をすることになった柏木は好並にその旨を伝えます。

柏木には何もあるわけないと豪語しますが、心配になり自ら調べてみると、毒性のあるアルカロイドが検出されます。





好並は慌てて回収を命じ、回収した品を処分しようとします。





セクトームの時と同じ状況になってしまうわけです。

しかし、回収や処分を命じられた森山が言っていたように、




北野は会社や社員のためを思って、やむなくリコール隠しをしましたが、好並はTMペプチドを守りたいというそれ一心でした。




意見する吉富にも研究者は口出しするなと一喝、もはや研究者の良心は無くなってしまったのです。





好並の追い込まれ具合を、伊藤淳史が真に迫って演じています。





森山が逆らって処分しなかったペプチドを倉庫ぐるみ燃やしてしまおうと、時限爆破装置を作り、実行してしまいます。





かなり無茶なことをしてしまった好並に破滅が近づいています。

もうすぐ子どもも産まれるというのに…。




今回の評価は…