変わらず若々しい感じですが、相葉雅紀ももう38歳なんですね。
その相葉雅紀演じる優は、亡き母(小池栄子)の再婚相手の秀平(佐々木蔵之介)とその父、寛(段田安則)と義理の仲とはいえ、男やもめ3人で一緒に暮らすことに。
この3人、相葉雅紀38歳、佐々木蔵之介53歳、段田安則68歳なんです、実年齢は。
ま~「ルパンの娘」でも瀬戸康史の祖父を藤岡弘がやっだりと、あることではあるんですが、バランスで言うと優は20代後半の人が、寛は70代後半くらいの人が演じた方がバランスも良かったのでは?と思ってしまいました。
優の母より秀平はだいぶ年下だったにせよ…ですよ。
テレビ朝日 金曜23時15分
「和田家の男たち」第1話
主演…相葉雅紀
脚本…大石静
演出…深川栄洋
キャスティングへの不満は、それがどうなるものでもないので、これ以上は書きません。
さて、主演の相葉雅紀ですが、働いていた会社がコロナ禍で倒産になり、デリバリーサービスのバイトとかして食いつないでいますが、
大学のゼミの後輩から誘われネットニュースのライターになる優の、心やさしくガツガツしていない感じはハマり役です。
ネットニュースの記事も身の回りのちょっとした豆知識的なものを、サラッと書いてすぐアップするもので、その軽やかさは相葉雅紀に向いています。
同居することになった3人は、寛が元新聞記者、秀平はテレビの報道マン、優はネットニュースのライターで、
寛はテレビニュースのあたりさわりのなさを批判したり、秀平は取材もせずに記事を書くネットニュースを批判したり、
それぞれの仕事に文句をつけるのが、ちょっと面白くなりそうです。
脚本は大石静だけに目配りがきいて失点は少なく、肩ひじこらず楽しめる作品に仕上げのではと期待します。
今回の評価は…