もうリタイアでいいかなと思って見た第4話でしたが、ブリッコ(←死語)美晴(倉科カナ)がチラッと本性を柊(坂口健太郎)に垣間見せて、
あげくに離婚届を残して失踪という急転直下の展開で、ちょっとリタイアは次に延ばしてみようかと思ってしまいました。
TBS 火曜22時
「婚姻届に判を捺しただけですが」第4話
主演…清野菜名
脚本…おかざきさとこ
演出…竹村謙太郎
冒頭の明葉(清野菜名)の妄想シーンからして、あ〜「逃げ恥」の新垣結衣もよくこの手のヤツやってたな〜と早くもゲンナリ。
前回のラストで明葉に友情のハグをされた柊は、明葉が良き女友だちになってくれたと勘違いし、
何回友だちって言うんかい!とイラつくほどくどく、明葉との距離を詰めてきて、あまりのキャラ変にまたまたゲンナリ。
…で、箱根にドライブデートかと思ったら、兄夫婦と4人での日帰り温泉旅行に。
他人と一緒に風呂に入れないという謎の理由で大浴場に入らない柊と、風呂が熱くて早めに出てきた美晴が話をすることに。
ここで飛び出したのが美晴の意味深な発言。
「旭くん(前野朋哉)となら完璧な家族を作れる。彼となら私が一番欲しい理想の家族を手に入れられる。ほころび1つなく。だから私結婚したの、あなたのお兄さんと。こんな女だって知ってガッカリした?」
何、突然言い出したのか、柊同様に私めも面食らいました。
美晴も柊を好きなのにあえて旭と結婚したってこと?
何を言いたいのか、イマイチつかめませんでした。
しかし、今まで美晴が見せなかったダークな表情にドキっとし、倉科カナはこういう裏のありそうな演技は良いな~と、美晴に急に興味がわきました。
そんな2人の一方で、食事が出ているのに待たされている旭と明葉の会話も興味深いものがありました。
旭も意味深なことを言ってました。
「この先俺たち夫婦にほころびみたいのができたとしても、ツギハギだらけでも、俺は美晴のそばにいられたらそれで良いかな~って」
夫婦揃って「ほころび」って言ってて、それが不穏な感じを与えたら、案の定の離婚届と失踪でした。
旭も美晴の気持ちが自分には無いと知ってるのかもな~ともチラッと思わせる旭の表情でした。
明葉と柊にはあまり興味はわかないのに、旭と美晴がどうなるかにはちょっとだけ興味がわき、次回も見てみようと思います。
今回の評価は…