私めは毎年年始の記事で「今年注目してほしい若手男優・女優」を恒例で書いています。
詳しくはその記事を読んでいただければと思いますが、今年男優で私めがあげた5人を改めて書きますと…
松下洸平
赤楚衛二
松村北斗
高橋文哉
渡邊圭祐
いかがですか？
いいところ挙げてますよね…自画自賛（笑）
その内の2人がこのドラマで共演していて、好演しており、私めとしましては嬉しい限りです。
TBS 金曜22時
「最愛」第5話
主演…吉高由里子
脚本…奥寺佐渡子
演出…塚原あゆ子
梨央(吉高由里子)の前に姿をあらわした弟の優(高橋文哉)。
自分が犯した罪を認め、自首しようという覚悟で、梨央にもその前に会おうとし、渡辺父(酒向芳)を殺した(？)動画も送ったのでした。
しかし、優を守りたい梨央は、殺してなんかないとかばって、一緒にいる時間を延ばそうと2人で白川郷に帰郷することにします。
優の話で、いなくなった経緯や、梓(薬師丸ひろ子)や加瀬(井浦新)は居場所を知っていたこと。
陰ながら梨央を守るために、梨央の最大の敵である後藤(及川光博)に情報屋として近づいたことが分かりました。
憂いを帯びた表情で、記憶障害におびえながら生きてきた優のセンシティブさを演じる高橋文哉の透明感のある演技が、今回は光ってましたね。
姉として梨央が守ってあげたくなるはかなげな感じが切なさを高めました。
目からポロポロ涙を流す、吉高由里子の泣きっぷりがやはりスゴいですね。
2人の演技が化学反応を起こして、グイグイと引き込まれました。
加えて、非常に複雑な立場に置かれ苦しみ悩む大輝役の松下洸平も今回は良かったです。
2人を守ってあげたいが刑事の職分も守らないといけない…
その葛藤が鮮やかに描かれました。
相棒の桑田(佐久間由衣)も、2人への大輝の思いの強さに気づき警戒し始めましたね。
桑田には梨央への嫉妬もありそうです。
梨央と優が探し出して、生前に父の達雄(光石研)がパソコンにのこしたメッセージが出てきました。
渡辺を殺したのは自分で、遺体を山に埋めに行ったと明かしていました。
確かに死体遺棄は達雄はやってそうですが、渡辺を殺したのは優か達雄か梨央か、または誰か別の人間かまだ分かりませんね。
それに渡辺父殺しも、一撃は優でも、とどめを刺したのは別の人間かもしれません。
まだまだ謎は深いですね。
逮捕される優と、泣きながら見送る梨央と梨央を押さえる大輝。
今回もバックに流れる宇多田ヒカルの主題歌が切なかったです。
後藤の不正を探る橘(田中みな実)は拉致されちゃいましたね。
後藤はかなりワルみたいです。
今回の評価は…