せっかく幸せな恋人モードになったユキコ(杉咲花)と黒川(杉野遥亮)の前に、ユキコの初恋の相手だった幼なじみの緋山(小関裕太)が現れます。
この緋山、笑顔が爽やかなイケメンで、仕事もできて、その仕事がまた障がいのある人たちの就職支援というまさに、ユキコの良き理解者としては最強とも言える存在で…
日本テレビ 水曜22時
「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第8話
主演…杉咲花
脚本…松田裕子
演出…内田秀実
演じているのが小関裕太なので、そのまんまのニコニコした好青年だけでは終わらないのでは?と勘繰りながら見ていたら、案の定でした。
黒川と2人きりになった時、緋山は黒川への敵愾心をむき出しにして、黒川がダメージを受ける言葉をぶつけてきました。
「失礼なこと聞くけど、その顔の傷って喧嘩?」
「そうだけど…」
「じゃあ不良にならなければ、その顔の傷もつくことは無かったね」
つまり、黒川は不良の道を選んだから顔に傷を負った。
しかし、ユキコはそうなりたくて弱視になったわけではない。
黒川とユキコの生きづらさは違うと言うのです。
「ユキコは普通の人を選んだ方が良い。
黒川くんと一緒にいるとユキコも偏見の目で見られてしまうから…」
「ボクがユキコさんを幸せにしたい。これはボクの一方的な宣戦布告だ」
黒川のことをよく知らずに随分な言いようだな…とは思いつつも、落ち込む黒川が気の毒になりました。
緋山を演じる小関裕太が巧みに緋山の手ごわさを演じて迫力がありました。
ダメージを受けた黒川を、黒川を大好きな獅子王(鈴木伸之)とユキコが力づけてくれました。
黒川は黒川のままでいい…
ホントそうですよね。
ピュアな黒川が良いんですから。
緋山はこの先、どんな手を打ってくるのか気になります。
加えて気になるのは、紫村(田辺桃子)に積極的でいい感じになりつつある青野(細田佳央太)が、駅のホームから落ちたようなんですが…
無事ですよね。
愛すべきキャラなので、無事でいてほしいです。
今回の評価は…