病気のことを4人に伝える花枝…「ファイトソング」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

病気のことを直美(稲森いずみ)たちに伝えようと施設に帰ってきた花枝(清原果耶)でしたが、いざ彼らの顔を見たら、気が変わってしまって…部屋にこもってしまいます。




TBS  火曜22時

「ファイトソング」第7話


主演…清原果耶

脚本…岡田恵和

演出…村尾嘉昭




その部屋に4人がやってきて、ちゃんと話すように説得します。

観念して話し始める花枝。




複雑な感情が交錯しつつも、誠実に語ろうとする花枝を清原果耶が見事に演じましたね。




耳の腫瘍のこと、手術をしたら命は助かるが聴力を失うこと。




黙っているのは間違いだとわかっていたこと。

どうせ自分にはいいことなんて起きないんだと思っていたこと。

でも、みんなに同情されたくなくて、言い出せなかったこと。




間違いだとわかっていても、感情が邪魔してできないことってありますよね。

迫(戸次重幸)の「正しいことばっかりじゃいられないよな」という言葉は、人生の先輩らしい深い言葉でした。




迫ばかりでなく、慎吾(菊池風磨)や凛(藤原さくら)も花枝を精一杯思いやってくれて、それも感動的でしたね。




特に、黙ってたから罰ゲームに俺と結婚するかと、笑いにまぎれて本音をつい漏らす慎吾の、場を明るくする気遣いと花枝への思いの強さにはグッと来ましたね。




この慎吾役で菊池風磨のファンはかなり増えたんじゃないですかね。

いい役です。




花枝の前では気を張って、努めて明るく振る舞った4人が、1人ずつになり、改めて花枝の告白をかみしめるカットが丁寧に映されました。

受け止めるには重い事実でしたね。



 

ここまでが十分見ごたえあったので、あとは今回あまり書くことはありません。




一発屋と呼ばれても嫌がらずに、ラジオ番組に出て苦手なトークをする春樹(間宮祥太朗)の変化を応援したくなる矢先に、




それを外から見ていた花枝がまた倒れてしまいました。

春樹にも病気のことは知られそうですね。




今回の評価は…8