このドラマは先端科学をからめた事件を扱うところがユニークで、こんなことが近い将来には起きたりするのかな?と思うとちょっとゾッとします。
日本テレビ 土曜22時
「パンドラの果実~科学犯罪対策室~」第2話
主演…ディーン・フジオカ
脚本…福田哲平、関久代
演出…羽住英一郎
今回起きたのは脳内にチップを入れていたeスポーツのプレーヤーがチップが発火したことで死んだという事件。
脳内チップが脳に刺激を与え、ゲームの能力が向上するんだそうで、そんなことができるんですね。
…で、誰がそんなチップを埋めたのか?ってことになり、厚労省の三枝(佐藤隆太)は科学による不老不死をめざす団体が怪しいと教えてくれます。
その団体の代表カール・カーンという名前からして胡散臭い男を安藤政信が演じてます。
またまたいかがわしい役ですよ、安藤政信。
しかし、今回の実行犯はカーンではなく、団体を追われた鮎川(今野浩喜)という医師。
この男はいかれていて、脳内チップからパソコンに脳内データを転送し、肉体は死んでも、精神はパソコンの中で生き続けるという人体実験をやろうとしていました。
小比類巻(ディーン・フジオカ)らに踏み込まれ、鮎川は自らを実験台にして死んでしまいました。
しかし、拉致していた三ツ矢というゲーマーが死んだはずなのに、ネット上では覆面ゲーマーとして活躍し始めたようでした。
これって実験成功?そんなことできるんですかね?
そのネットニュースを見て微笑むカーンが不気味でした。
今後も小比類巻や、天才科学者、最上(岸井ゆきの)の前に立ちはだかりそうです。
亡き妻を蘇生させたくて冷凍保存している小比類巻は、何か科学による不老不死に興味津々のようでした。
そこにつけこまれると危ういですね。
最上は最上で、過去に何かとんでもないことをしてしまったようですし、今のところまともなのは、長谷部(ユースケ・サンタマリア)だけです。
今回の評価は…7