このドラマ、最初の1話、2話をやけに豪華なキャスティングにしてしまったからか、
3話も4話もやけに地味なキャスティングになってしまい、せめて犯人役はもうちょっとどうにかなりませんかね~と思ってしまいました。
フジテレビ 月曜21時
「元彼の遺言状」第4話
主演…綾瀬はるか
脚本…杉原憲明、中園勇也
演出…西岡和宏
とはいえ、内容はゴチャゴチャせず、事件に向き合う麗子(綾瀬はるか)と篠田(大泉洋)コンビを丁寧に描いていて、それは良くなりました。
今回などは、篠田のミステリー好きも随所に活かされましたしね。
せっかく大泉洋を起用しているんですから、料理ばかり作らせていてももったいないですからね。
しかし、「鎌倉殿の13人」を見たあとにこちらを見ると、いかに大泉洋が身を削って演技をしているのと、していないのとの対比がスゴいですね。
このドラマの最大の難点であるヒロイン麗子の人間味の無さも、いくらか改善されてきてはいますね。
食いしん坊で金にがめついというのを愛すべきキャラにしてくれればいいんですけど…。
まだまだ綾瀬はるかも力を発揮しきれず、消化不良でしょうね。
今回の話はミステリー作家が久しぶりの新作を売りたいがために、殺人に手を染めてしまうという、ちょっと無理のある話でした。
原作がそうなんでしょうから、文句をつけても仕方ありませんが…。
篠田は栄治(生田斗真)の大学の先輩ではなかったようですね。
何者なんでしょうか？
今回の評価は…6