17才の時の自分って…「17才の帝国」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めはこのドラマに具体的なものを求めていたのに、残念ながらドラマはより観念的な要素が強まっています。





NHK 土曜22時

「17才の帝国」第4話


主演…神尾楓珠

脚本…吉田玲子

演出…桑野和宏




今回は再開発について若者と高齢者とでは選んだ案が違うので、その折衷案をさぐるということになり、




町の歴史を調べて、高齢者たちは廃止になった祭りの復活を望んでいるとわかり、海辺の土地を持つ保坂(田中泯)に祭りの復活も含めお願いするという話でした。





今回も新たに真木(神尾楓珠)政権が打ち出した改革は特にありませんでした。




それより、総理(柄本明)と真木の板ばさみになる平(星野源)の複雑な立場や、なぜ平はAIから総理に選ばれなかったかを知るあたりが面白かったです。


 


平はAIに対していいことを言っても、それが心からではないウソと見抜かれていました。




真木に平は17才の頃の平はどうだったか聞かれてましたが、おそらく17才のころは平も真木のように理想や夢をピュアに持っていたのでしょう。




しかし、大人になり、実際に政界に入り、そのピュアさは失ってしまったのでしょうね。




俺って17才の時はどうだったっけ?なんて思い返しました。

確かにあの頃は気恥ずかしいくらいピュアだったなと思います。




このドラマではそのピュアさゆえの危うさを、AIが作ったスノウ(山田杏奈)と真木の会話で感じました。





次回はもう最終回です。

どうおさめるのか、いずれにせよ消化不良で終わりそうです。





今回の評価は…6