そもそも全5話じゃ無理…「17才の帝国」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、初回で大風呂敷を広げて、これは面白くなりそうだと期待したのですが、残念ながらオリジナル脚本のクォリティーが低く、見かけ倒しの作品で終わってしまいました。





NHK  土曜22時

「17才の帝国」最終回


主演…神尾楓珠

脚本…吉田玲子

演出…西村武五郎




真木(神尾楓珠)が大人たちの汚い政界パワーゲームの犠牲となった雪を偲んで、個人的な思惑で作ったAIがスノウ(山田杏奈・2役)だったんですね。




補佐官をやめたサチ(山田杏奈)をスノウは巻き込んで、スノウをソロンにつながせて、スノウを乗っ取り大人を排除した理想の世界の映像を流し、市民たちに真木は反感を買うことになり、支持率は下がり解任となります。




ソロンのセキュリティの甘さにちょっと呆れる展開でしたが、スノウというAIをからませたことが、このドラマが本来描くべきものをぼやかせたと思います。




真木は総理の座を追われましたが、鷲田ジュニア(染谷将太)が代わり、入手した秘書の日記をタネに平(星野源)は鷲田総理(柄本明)から首相の座を引き継ぎました。




最後は駆け足でいろいろうまく行ってますってなってましたが、そのプロセスを丁寧に描いてほしかったのに…恨めしく思いました。




スカイランタンの美しい映像が虚しかったです。

今回の評価は…6