最終回はこれまで各話でフィーチャーされた女性社員が総出演でしたね。
峰岸(江口のりこ)が田村(向井理)と組んで推しすすめた女性管理職5割計画は頓挫しかけましたが、
小野(鈴木伸之)や山瀬(高橋文哉)の協力を得て、また軌道に乗せることができ、このドラマらしい前向きな終わり方でした。
日本テレビ 水曜22時
「悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」最終回
主演…今田美桜
脚本…後藤法子
演出…南雲聖一
男女、年次を問わず、社員たちがどんな悩みごとを抱えているか?改革をすすめるにはまずそこからと、
麻理鈴は川端(近藤春菜)にシステムを作ってもらい、雑談ルームという匿名の社内チャットを始めました。
結構、男性社員の方が人に言えない悩みを抱えていたりすることもわかります。
こういった社内の風通しをよくするのは、良い試みだなと感心しました。
しかし、幹部候補者の研修への参加者は減る一方で、人事部の夏目(石田ひかり)が新人の女子社員に聞いたら、将来管理職になりたい社員はほとんどいなかったと言われてしまいます。
早期退職を増やしたのに、管理職のなり手がいないことや、業績が落ちてることで、峰岸は責任を取らされかけます。
すると、麻理鈴はクールなイメージの強い峰岸の愛すべき一面を紹介して、峰岸のような女性がロールモデルになり、社長になるべきだと社内に訴えるのです。
確かに、旧態依然の男性中心の企業で女性が活躍するには、ロールモデルとなる女性が必要になるんですね。
その成功例から、他の女性たちもそれにならっていく…拙速ではありますが、そうやって変えていくしかない気がします。
このドラマ、自分の会社にも置き換えながら、いろいろ参考になるドラマでした。
今回の評価は…8