荒唐無稽を楽しめるか呆れるか…「家庭教師のトラコ」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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こんな家庭教師いるわけないし、こんな家庭教師に頼む親なんているわけないと抵抗感のある方は、見てストレスがたまる一方ですから見ない方が良いです。

大前提として、それは先に書いておきます。




日本テレビ 水曜22時

「家庭教師のトラコ」第1話


主演…橋本愛

脚本…遊川和彦

演出…伊藤彰記




こんな家庭教師がいても良くないですか?子どものためにも、親たちのためにも…




そんな脚本家、遊川和彦から視聴者へのひねりの効いたプレゼンなんです、これって。

そう思って見ないと見ていられません。




大体、合格率100%の家庭教師なんてありえないでしょうし、面接の時のあの失礼な態度を見たら頼む気も失せますよね。




更に階段の上り下りまでやらされ、選ばれた3家族はそれぞれ子どもを合格させたい事情を抱えています。





新聞社で働く真希(美村里江)は娘の知恵(加藤柚凪)を有名私立小学校に入れたいワーキングママ。



定食屋を営む智代(板谷由夏)は息子の高志を有名私立中学に入れないと、離婚した元夫の満男(丸山智己)に親権を奪われるシングルマザー。



エリート銀行マン(矢島健一)の後妻になった里美(鈴木保奈美)は隠し子だった息子の守(細田佳央太)が前妻の子たちにバカにされないよう東大に入れたい元ホステス。




この3家庭にトラコ(橋本愛)は教え子に合わせてキャラを変えて指導していくということなんです。




母親役の3人は実力派ぞろいなので、そこは頼もしい感じですが、遊川作品初主演の橋本愛は演じ分けを頑張りすぎていて、その頑張りすぎがちょっと見ていて痛々しい初回でした。




今回の評価は…7