寅子(橋本愛)の嫌いな言葉は毎回増えていくんですね。
「分かんない」「しょうがない」「すごくない?」「心配ない」と来て、今回は「ツイてない」でした。
日本テレビ 水曜22時
「家庭教師のトラコ」第5話
主演…橋本愛
脚本…遊川和彦
演出…伊藤彰記
寅子が添削してあげた智代(板谷由夏)の息子への遺書の中身は感動的でしたが、そこにたどり着くまでにいろいろ引っかかるところがあり、素直に感動できませんでした。
まず、手術しないとがんのステージが分からないってあるんですか?
しかもよくある胃がんで。
そこがずっと引っかかっていたので、智代があたふたするのが、まずシラけて見えました。
寅子はそんな智代の不安をあおり、プレッシャーをかけるように4620 万遺してあげないと息子は生きていけないみたいに言います。
いやいや智代が死んだら、さすがに父親である夫(丸山智己)に面倒見てもらえばいいし、
それがイヤなら、保険に入るなり貯蓄するなり考えときなよと思ってしまい、こちらも引っかかりました。
極めつけは寅子にそそのかされて店を放火しようとしたこと。
そんなことして火災保険おりませんよ!
誰か、脚本家にこれはちょっとおかしくないですかね?と書き直させられないんですかね。
板谷由夏も息子役の子もよい演技をしているので残念でなりませんでした。
今回の評価は…6