今回、気になるシーンがありましたね。紛らわしいので馬淵(仲野太賀)が好きな方の摘木(松岡茉優)を「摘木」と表記し、鹿浜(林遣都)が親しくなっているヘビ女の方を「星砂」と表記します。
今回は摘木は消えたままで、星砂のままなんですが、4人で捜査会議している合間で星砂は摘木と同じ特徴的なあくびの伸びポーズをしたのです。
馬淵はすかさず見とがめて、摘木の人格に戻って来てと懇願しました。
私めは、あれ?摘木は二重人格ではなく、星砂の人格を演じてるだけなのか?と勘ぐってしまいました。
日本テレビ 土曜22時
「初恋の悪魔」第7話
主演…仲野太賀、林遣都
脚本…坂元裕二
演出…塚本連平
摘木を好きだった鹿浜は、タイプが違う星砂も受け入れていて、リサ(満島ひかり)の無実を晴らそうとする星砂をサポートすることに努めていました。
星砂も自分はまたいつ消えるかわからないと恐れているのですが、鹿浜は思い出として残るからと言います。
しかし、これは鹿浜を巻き込んでしまっているだけで思い出にしなくていいと、星砂は素っ気ありません。
そんな星砂に馬淵は、違う人格とは分かっていながら、摘木と外見は同じなので複雑な思いで接します。
摘木への恋しさのあまり、星砂に出ていけと暴言まで吐いてしまうのです。
温和な馬淵が取り乱したり、偏屈だった鹿浜が星砂をかばう優しさを見せたり、男たちは二重人格の彼女に振り回され、切ない三角関係になっています。
摘木は馬淵に手紙を書き残していて、それを読み、馬淵は泣くなと書いてあるのに涙を流しました。
スプーン一杯の思い出だけを覚えていてくれ。
回想の映像ではとてもスプーン一杯ではおさまりそうもない2人の姿が流れ、もらい泣きしました。
冒頭に書いたようにもし二重人格が演技なら、摘木は罪な女性ですね。
さて、ラストの雪松(伊藤英明)の意味深な言葉。
3つの殺人は、殺されたのが5年前が中学生、3年前が高校生、そして今回大学生。
ということは同い年かもしれず、雪松の娘に何かして、その復讐では?と考察しました。
どうでしょう。
今回の評価は…8