2022年夏ドラマアカデミー賞…最優秀助演男優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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続いては最優秀助演男優賞です。

絞り込むのが難しくてこちらは6人をノミネートしました。





森山未來

「プリズム」




なかなか連ドラに出てくれない人で、当初このドラマを見るモチベーションは森山未來が出るからでした。




期待にたがわず、まるでホントのガーデナーでは?と思わせるほどリアルなたたずまいで、自然体の演技、いわゆる引き算の演技の凄みを感じさせました。





早乙女太一

「六本木クラス」




記事にこのドラマは平手友梨奈と早乙女太一を見るために見続けると書いたほど、性根の腐ったクズな男を徹底して演じきりました。




ただ悪いだけでなく、父親から愛情を得られない哀愁もにじませるあたりが流石でした。





光石研

「純愛ディソナンス」



最近は善人役が多く、同じ曜日の「六本木クラス」でも主人公の良き父親を演じてましたが、一転こちらは怪物的な存在の父親を演じ、敵役でもこの人はスゴいところを改めて見せてくれました。





「六本木クラス」での過剰なまでに憎々しく演じる香川照之とは、また一味違う憎々しさで、娘に赤ワインを顔にぶちまけられるシーンは最高でした。




赤楚衛二

「石子と羽男~そんなコトで訴えます?~」



主演の有村架純、中村倫也と絶妙なバランスで、赤楚衛二らしい役を赤楚衛二らしく演じてくれました。




てっきり有村架純にフラれる役と思い、「ミスター不憫」と名付けさせてもらいましたが、意外にOKでしたね(笑)





伊藤英明

「初恋の悪魔」




柄本佑も安田顕も良かったですが、伊藤英明演じる署長のサイコパスのような無表情演技は凄みがありましたね。




映画「悪の教典」もそうでしたが、いいんですよね、こういう役。





大浦龍宇一

「個人差あります」




主人公の理解ある上司から一転、実は女装趣味があり、主人公の妻に影響を与える親友となり、重要な役割を果たす役でした。




女装しての演技が実に自然で、その言葉に深みがあり引き込まれました。





以上、6人の中で最優秀助演男優賞に選んだのは…





森山未來

「プリズム」



さまざまな苦悩を秘めながら、それをあらわにせずに抑え込んだ男のありようを淡々と演じました。




やはり、いい役者ですね。なかなか連ドラに出てくれないので、この機会に受賞してもらいました。