記事が遅れてしまい今夜第9話が間もなく放送というタイミングで第8話の記事をアップすることになってしまいました。
これは先週放送分の感想ですのでお間違いのないようにお願いします。
フジテレビ 月曜22時
「罠の戦争」第8話
主演…草なぎ剛
脚本…後藤法子
演出…三宅喜重
せっかく前回で高まったものが、今回になってトーンダウンしてしまい、それがちょっと残念な回ではありました。
1つは息子は私と別人格だと開き直り鷲津(草なぎ剛)に大見得をきった鴨井(片平なぎさ)でしたが、
女性総理になりたいから自分のために隠蔽を頼んだって言い放つ迫力に、こりゃスゴいなと感心したのに、今回はまるで别人のように殊勝になってしまいました。
鷲津の息子がいる病室に謝りに来るわ、
息子、文哉(味方良介)の警察に自首しなかった思いを聞いて反省し、辞任会見を開き、真実を語り、大臣ばかりか議員辞職もすると発表しました。
前回の記事で文哉だけの犯行ではないかも?とひねりを期待しましたが、ひねりはなく、そのまんまだったのにも萎えました。勘繰りすぎましたね。
しかし、可南子(井川遥)のメンタルの強さにはしびれました。
よく文哉のクソみたいな犯行理由を聞かされても平気でいられますよね。
かわいい我が子が死んでたかもしれないのに。
何だか、こちらへの復讐はこれで済んだの?って気になってしまいました。
あと、前回、鶴巻幹事長(岸部一徳)に鷲津を潰せと言われ、悪い顔になった鷹野(小澤征悦)
蛯沢(杉野遥亮)にも疑われましたが、どゔも鷲津の味方のままのようですね。
派閥を無くしたいのが信条で、旧態依然の鶴巻を幹事長から引きずり落としたいようです。
しかし、強敵相手に戦い方が拙すぎて、それも萎えましたね。
まだ私めは鷹野を疑って見ています。
このドラマ、最終回は27日でまだ3回もあるようです。
どう保たせるんですかね。
復讐終わったら、鷲津の罪が今度は暴かれていくんでしょうか?
今回の評価は…7
鶴巻が二階さんなら、安倍元首相っぽい高橋克典演じる総理が、したたかな感じで良いですね。
鴨井を女性総理にしたい鶴巻の思惑をつぶすために鷲津の件を利用するあたり、ゾクっとしました。