冬ドラマがすべて終了しましたので、私ドラマミタローが最終回まで見た作品を対象に冬ドラマアカデミー賞の各賞を選んでいきます。
最終回まで見た対象作品は以下の通りです。
「罠の戦争」
「星降る夜に」
「大奥」
「リバーサルオーケストラ」
「忍者に結婚は難しい」
「ヒヤマケンタロウの妊娠」
「100万回言えばよかった」
「リエゾン~こどものこころ診療所~」
「6秒間の軌跡~花火師望月星太郎の憂鬱~」
「Get Ready!」
「ブラッシュアップライフ」
選ぶ各賞は…
最優秀新人賞
最優秀主題歌賞
最優秀脚本賞
最優秀演出賞
最優秀助演女優賞
最優秀助演男優賞
最優秀主演女優賞
最優秀主演男優賞
最優秀作品賞
まずは最優秀新人賞から…
日向亘
「Get Ready!」
2020年秋の「姉ちゃんの恋人」で有村架純、高橋海人の弟を演じていて、その時に注目した人です。
今回共演した妻夫木聡や藤原竜也が所属するホリプロのメンズスターオーディションでグランプリに選ばれたホリプロの有望株で、
「姉ちゃんの恋人」のあとはすぐ「仮面ライダーバイス」に出演。そして今回。
連ドラキャリアは少ないのに、先輩2人と松下奈緒とのチームの中で天才ハッカーを堂々と演じ度胸の良さを見せました。
続けて春ドラマではTBSの金曜ドラマに
出るようで、今後注目すべき存在になりそうです。
最優秀主題歌賞
「リエゾン~こどものこころ診療所~」主題歌
「エンベロープ」by コブクロ
コブクロの連ドラ主題歌って久しぶりに聞くような感じがしました。
何か懐かしさのような…。
心の病や障害をかかえた子どもたちとその親に、いくらか明るい兆しが見えたところで流れる優しく包むような歌声は感動を深めました。
最優秀脚本賞
バカリズム
「ブラッシュアップライフ」
「大奥」の森下佳子とどちらにするか悩みましたが、「大奥」は優れた原作ありきなので、あくまでオリジナル脚本であるバカリズムを選びました。
タイムリープというありがちな題材ですが、何度もヒロインが人生をやり直し、その都度いろんなことが変化したり、変わらなかったりするという段積みを実に楽しいエンタメに仕立て上げました。
バカリズムの才知を改めて思い知らされるさまざまな仕掛けをたっぷり堪能できました。
リアルタイムで見た人も配信や録画でまた見たくなるような小ネタの散りばめ方もスゴくて、ただただニヤニヤしながら
見ましたし、終盤は友情にしんみりもしました。
バカリズムが次に何をテーマに書くか、今から楽しみです。
最優秀演出賞
大原拓、川野秀昭、田島彰洋
「大奥」
堀田真由、仲里依紗、冨永愛、
なかなか時代劇で女将軍を演じるイメージのない3人を、三者三様、立派に将軍様に見せたのは彼女たちの演技もさることながら、演出力によるところも大です。
大河ドラマで培ってきたものがこのような形で活かされたのは大歓迎。
秋の続編が楽しみです。
明日は助演女優賞、助演男優賞です。