バスジャック犯役の京本大我の演技は良かったんですが、今回も事件自体はツッコミどころ満載でしたね。
首をかしげたくなることが、やたらとある回でした。
TBS 日曜21時
「ラストマン~全盲の捜査官~」第8話
主演…福山雅治
脚本…黒岩勉
演出…石井康晴
本音を言うともう41年前の事件の真相に迫ってくれて良かったんですが、まだあと2話あるみたいで、そうはいかなかったんですね。
鍵を握る人物に皆実(福山雅治)は吾妻(今田美桜)と会いに行く途中で、ぶつかった男が銃を隠し持っていると察知し、
その男が乗り込んだバスに強引に乗車し、皆実は肩を撃たれてしまいます。
そのバスジャック犯は何だか不可解で、自分は清水拓海だと名乗り、人質の乗客たちにSNSでバスジャックに遭ったとつぶやけ!と命じます。
話が長くなるので結論から話すと、このバスジャック犯の清水は、以前起きた幼稚園児スクールバス置き去り事件の容疑者のバス運転手と同姓同名で、
そのためにネット上では間違えられて、写真までさらされてしまい、そのせいで家業は傾き、母親も心労で亡くなったとか。
運転手は不起訴になり、そのジャックしたバスを運転しており、その彼と、無責任に誹謗中傷したネット民たちに恨み言を言いたかったようです。
しかし、それはとんだ無駄骨で、幼稚園児はかくれんぼでバスの中に隠れている時に心臓発作で死んだ病死だったようで、だから不起訴だったのであり、
亡くなった園児側のプライバシーを守るために、事実は伏せられたってことでした。
ちょっと待ってくださいよ~!
スクールバスに園児が隠れんぼで乗り込めてしまうって、それは幼稚園の落ち度だし、隠蔽した恐れもありますよね。
…ってなると、なおさらこのバスジャック犯の清水が気の毒でなりません。
お前がよく調べないからだ…って言われてもね。
それよりネットにさらしたヤツを探し出して復讐した方が良かったのに…とも思ってしまいました。
バスジャック犯役の京本大我はさすが京本政樹の息子だけあって、目ヂカラがあって可能性を感じさせる逸材ですね。
これからGP帯でよい役がつくでしょう。
バスジャックなのにSITは出動して来なかったり、
弾数少ないならそんなに撃たなきゃいいのにと思ったり、
バスから落とした布をやけにすぐ見つけたなと感心したり、
いろいろ気になることだらけで、やっと次回からは昔の事件の解明になるかと思うとホッとしました。
しかし、後出しジャンケンで護道兄(上川隆也)の妻(森口瑤子)の実家が政治家と明かされたりして、
どうもそちらの不祥事の尻拭いを護道父(寺尾聰)がしたって感じくさくなってきましたね。
今回の評価は…6