3人の夢であるカフェ開店に向けて、店の候補地も決まりウキウキの3人ですが、
それぞれに依然として抱えている問題はあって…
テレビ朝日 日曜22時
「日曜の夜ぐらいは…」第7話
主演…清野菜名
脚本…岡田惠和
演出…高橋由妃
嬉しくて仕事の合間にカフェができる場所に行っては写真を送り合う3人には微笑ましいものがありましたね。
宝くじを買った場所に3人でお礼の品を渡しに行ったら、あの時売ってくれた猫田さん(椿鬼奴)は入院するためその日が最後で、4人でなごやかに談笑するシーンもほのぼのとしていました。
連絡先を交換したら寂しくて連絡しちゃうから…という猫田さんは、まるで以前の3人のようでしたね。
カフェができたら来店してくれたら良いのですが…。
そんな前向きに動いている3人ですが、依然として残る問題はあって…
サチ(清野菜名)はバイト先のファミレスが辞める人が続出してピンチに…。
セクハラ店長(橋本じゅん)はイヤだったけど、生活を支えてくれた仕事なので、恩返しのためにサチは無理して働き、カフェの準備に参加できません。
人がにこやかに笑っているのが気に入らないらしいクズ親父(尾美としのり)が何をしてくるかもわかりませんしね。
同じように若葉(生見愛瑠)は地元を離れたことを毒親の母(矢田亜希子)に知られてしまいました。
幸田さん(生田悦子)から引っ越し先を聞けたら、現れてしまいそうですね。
若葉はカフェでバイトしていて男性客に過剰に拒否反応をしてしまうようで、幼い頃に男の子たちからイヤなことをされたのがトラウマになっているようです。
なかなか深刻ですね。
翔子(岸井ゆきの)は兄(時任勇気)に遺産放棄を伝えますが、その代わり母親に会ってお詫びしたいと願いますが、冷たく拒まれます。
翔子の母親は娘が恋人の名前のタトゥーを入れたことで心を壊してしまったようで、この兄が面倒をみてきたようなのです。
お前のせいで…と兄が怒ってるのも分からなくはないですが、ミチには邦子(和久井映見)、若葉には富士子(宮本信子)がいるだけに、翔子の孤独さはきついですね。
今回良かったのはすっかり親しくなった邦子と富士子のもとにみね(岡山天音)が訪ねてきて談笑するシーン。
邦子には息子が、富士子には男の孫ができたみたいで嬉しいというのが、実に微笑ましかったです。
今回の評価は…8