自分らしさを出せていく2人…「だが、情熱はある」第11話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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売れっ子になっても相方の方が人気があって、くすぶっていた山里(森本慎太郎)と若林(高橋海人)でしたが、




ようやく自分らしさを出せる仕事も増えていき、人としての成長にもつながっていきました。





日本テレビ 日曜22時30分

「だが、情熱はある」第11話


主演…高橋海人、森本慎太郎

脚本…今井太郎

演出…狩山俊輔




まず山里の方ですが、「スッキリ」の天の声は評判もよく、ラジオで1人、2時間好きにしゃべれる番組も始まります。





しずちゃん(富田望生)はボクシングに夢中になりオリンピック出場を本気でめざすも失敗。





本気になったことで、漫才にいかに山里が本気で取り組んでいたかを今さらながらに理解し、また漫才でM-1優勝をめざしたいと山里に申し出ます。





ギクシャクしてきた2人は久々に一つの方向に向かったのです。




一方、若林は自意識過剰すぎるその内面を書きつづるエッセイの連載が始まり、

好評につき単行本化もされるようになりました。





しかし、その連載中に祖母(白石加代子)や父親(光石研)、そして谷(藤井隆)が次々に亡くなっていきました。





それぞれへの思いを書きつづっていく形で今回は展開していきましたが、





中でも印象的だったのは、仕事を転々として、若林とはギクシャクした関係が続いた父親との最晩年のやりとりで、




外出許可が出た父親に

「親父はさ、今幸せ?」

「死にたくないと思うぐらい幸せかなぁ…」




悲しい別れも、あまりベタベタ描かず、若林の成長にからませて見せたのが良かったです。




父親の死後、若林は自分は誰とでも合うわけじゃないから、合う人に会っていこうと心に決めます。




山里と若林の「たりないふたり」にインスパイアを受けたクリー・ピーナッツ(かが屋)とも会って、自分のやっていることがちゃんと届いていることに喜びと自信を得ます。





さて、今夜が最終回。

2人のどこまでを描くんですかね。

さすがに蒼井優は出てこないか…(笑)





今回の評価は…8