このドラマって不思議なドラマですよね。
普通、連ドラの終盤は最終回に向けてあれこれ起きて、さてラストは?ってなるんですが、
このドラマはそんなありがちな連ドラに背を向けるように、何も起こらない方向に進んでるんですね。
そして、視聴者も何も起こらないことに腹を立てず、むしろそれを願っているわけです(笑)
テレビ朝日 日曜22時
「日曜の夜ぐらいは…」第9話
主演…清野菜名
脚本…岡田惠和
演出…朝比奈陽子
翔子(岸井ゆきの)もみち(岡山天音)も引っ越して来て、みんな同じアパート内で住むことに。
これまで家族と離れて暮らしていた翔子は、時間が空いたら邦子(和久井映見)や富士子(宮本信子)とおしゃべりできるようになったし、
サプライズでサチ(清野菜名)や若葉(生見愛瑠)に誕生日を祝ってももらいました。
カフェ開店への準備は着々と進んでいます。
今回嬉しかったのは、アパートのそばをうろつく中野(尾美としのり)に、邦子がサチからせびった3万を返すようにビシっと言ってやったことでした。
ヘルパーのふりをした富士子が中野に低い姿勢を取らせて、邦子がビンタしやすくしてあげたのはナイスアシスト!でしたね。
そして、3人のお金を管理するみちが、中野や若葉の母・まどか(矢田亜希子)が金をせびりに来ても、絶対渡さない、俺が守る!って言葉も頼もしかったですね。
そんなみちを誰かが独占してはいけないというみち独占禁止法というルールができたのも微笑ましかったですね。
さて、いよいよ最終回。
何事もなくカフェ開店できますように。
富士子がスタンガンを購入しているのはちょっと気がかりでしたが…
今回の評価は…8