春ドラマ、すべて見終わりましたので、クールごとに私めが最終回まで見続けた作品を対象に選ぶドラマアカデミー賞の各賞を発表していきます。
まず、春ドラマで最終回まで見たのは…
「風間公親 教場0」
「unknown」
「王様に捧ぐ薬指」
「それってパクリじゃないですか?」
「あなたがしてくれなくても」
「ペンディングトレイン~8時23分、明日君と~」
「波よ聞いてくれ」
「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」
「ラストマン~全盲の捜査官~」
「日曜の夜ぐらいは…」
「だか、情熱はある」
結局、11本に絞られしました。
11本を対象に選ぶ部門は…
最優秀新人賞
最優秀主題歌賞
最優秀脚本賞
最優秀主演歌賞
最優秀助演女優賞
最優秀助演男優賞
最優秀主演女優賞
最優秀主演男優賞
最優秀作品賞
まずは…
最優秀新人賞
ズバぬけた人はいませんでしたので、気になった2人を選んであわせ技一本とします。
豊田裕大
「それってパクリじゃないですか?」
どこか菅田将暉に風貌が似ていると思ったら、菅田将暉に憧れて同じ事務所に入ったという人でした。
このドラマでは研究開発部の1人を演じていましたが、まだ演技は荒削りながらも、将来性を感じました。
川村壱馬
「日曜の夜ぐらいは…」
3人のカフェ開店を支えるカフェプロデューサーを演じました。
イケメンゆえにいかがわしさがあり、3人を騙すのでは?と心配もしましたが、
根っからの良い人でした(笑)
EXILE TRIBEのTHE RAMPAGEのボーカルで深夜にやっていた「HIGH&LOW」に出たりはしてますが、まだ演技経験は少なく、この役をきっかけにオファーがありそうです。
演技派ではありませんが、雰囲気や色気があります。
最優秀主題歌賞
「あなたがしてくれなくても」挿入歌
「ダンスはうまく踊れない」
稲葉浩志
こちらは挿入歌なんですけど、やはり耳につくインパクトは、主題歌よりこちらでした。
稲葉浩志の甘くけだるい歌声が絶妙なカバーでしたね。
他にも春ドラマは、
「ペンディングトレイン」主題歌
「TATTOO」by Official髭男dism
「日曜の夜ぐらいは…」主題歌
「ケセラセラ」by Mrs.GREENAPPLE
「だが、情熱はある」主題歌
「こっから」by SixTONES
など、良い曲が目白押しでした。
最優秀脚本賞
岡田惠和
「日曜の夜ぐらいは…」
やはりお見事でしたね。
脚本的には別格でした。
心に刺さるセリフが毎回のようにありましたよね。
ああいったセリフは並の脚本家には到底書けません。
おまけにこのドラマでは、筋運びや展開にばかり気を取られて人間の描き方が浅い脚本が多い昨今へのアンチテーゼのように、
あえて事件を起こさずに1人1人を丁寧に描くことに特化しました。
そのチャレンジにも拍手を送りたいです。
最優秀演出賞
狩山俊輔、伊藤彰記、長沼誠
「だが、情熱はある」
もちろん、現在も活躍するオードリーと南海キャンディーズという人気お笑いコンビを、再現度高く演じた4人のキャスト(高橋海人、森本慎太郎、戸塚純貴、富田望生)の努力と成果には賞賛を惜しみませんが、
彼らにそこまで演じさせた演出スタッフも並々ならぬ努力があったと思います。
M-1の決勝とか敗者復活とか漫才シーンをちょっと見せるでもいけるところを、しっかりフルに演じさせた英断はスゴいことでした。
泣かせたり、感動させる演出に関してもストイックで、そのあたりのセンスも感じました。