来栖の程良い辛辣さ…「転職の魔王様」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマが良いなあ~と思うのは2点。

1つは単なる転職に成功するためのノウハウを描くのではなく、転職を求める人のその生き方を軌道修正するところに主眼を置いているところ。




もう1つは魔王様と恐れられる来栖(成田凌)の求職者に対する辛辣さが、成田凌のソフトさもあってか、程よくて優しさも垣間見えるところ。





それによって見やすいドラマになっていると思います。




フジテレビ 月曜22時

「転職の魔王様」第2話


主演…成田凌

脚本…泉澤陽子

演出…堀江貴大




今回、来栖と千晴(小芝風花)が担当したのは宇佐美(早見あかり)という新卒からずっと派遣社員で来た32歳の独身女性。




恋人渋井(味方良介)との結婚を見越していて、なんとなくの転職という感じ。年収を上げたいとかこの職種につきたいとか無いので、来栖に苦言を呈されます。




そんな中、渋井から自分はフリーで安定してないから結婚相手は正社員じゃなきゃ困る、そこは妥協したくないと宇佐美はふられてしまいます。




そんなこと言うヤツは別れちゃえばいいのに、自分に自信がなく自己肯定感に乏しい宇佐美は、渋井に捨てられまいと、

千晴に正社員になれるところを探して!と熱望します。




何とか千晴の努力で正社員の内定をもらいますが、それを渋井に伝えても、今さらとやはりダメでした。




…で、そんな宇佐美に来栖は渋井が若い正社員と二股をかけていたことを明かし、他人のためでなく自分が何をしたいか、自分は何ができるかを考えるよう諭されます。




ちゃんと宇佐美にふさわしい職を探して紹介してくれたのです。

あとは自分に自信をもって仕事に向き合うこと。

宇佐美に欠けていたものに気づかせたのです。




こういう展開は救いがあって見ていて心地よいですね。




今回の評価は…8