空気が読めない2人…「しずかちゃんとパパ」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマはW主演の吉岡里帆と笑福亭鶴瓶が演じる野々村父娘も良いんですが、




その2人にからむ中島裕翔演じる道永というキャラクターが、なかなかユニークな人物で、それが良いアクセントになってますね。




NHK  火曜22時

「しずかちゃんとパパ」第2話


主演…吉岡里帆、笑福亭鶴瓶

脚本…蛭田直美

演出…松原浩




静たちが住む街にスマートシティという都市開発の話が持ち上がっていて、住民たちはそれに反対で、説明会が開かれ、その開発会社の社員である道永も現れます。





ここで住民たちに理解してもらうために道永が話した、ランドセルを財布にして残したエピソードは面白い話でしたね。





あと、今回印象に残ったのは幼い頃から空気が読めないことで悩んできた道永が、静も実はそうだと告白させるシーン。





自分と違って静は気が付きすぎるほどよく気がついてしまうので、それで嫌われるし、




ろう者の父親と一緒にいるので、表現が大きくストレートになりがちで、それが

ウザかられたり媚びてると思われるのだと指摘します。

しかし、受け手の問題だとかばいます。




すると涙を流しながら、静は自分がわかる空気は目の前の人限定で、その場の空気は読めず、空気を読めとよく言われると明かしました。





空気を読むという現代人ならではの悩みが浮かび上がりました。





このドラマは、ろう者の純介への周りのいたわりの気持ちが心に響くんですが、

今回は音楽がらみのエピソードでしたね。




静の思い違いで、実は純介は音楽がキライというわけではないと分かるのはグッと来ました。




今回の評価は…8