3話まででいろいろ引っかかっていたことが分かってきたので、人物への理解が進んで、より見やすくなったのは良かったです。
それと毎回、視聴者をげんなりさせる有栖(福原遥)の言動も、今回は致命的な失言は無かったのは何よりでした。
TBS 火曜22時
「18/40~ふたりなら夢も恋も~」第4話
主演…福原遥
脚本…木村涼子
演出…松木彩
有栖は順調に胎児は大きくなってきて、お腹も目立つようになっています。
大学でもバイト先でも、妊娠を隠しているのはさすがに無理があるだろう?と思ったら案の定、
大学では周囲の学生にバレ始めて、奇異な目で見られたり、隠し撮りされてSNSにさらされたりしました。
日本の大学だと、まだこんな感じなのかもなと呆れつつ、祐馬(鈴鹿央士)が逃げ出そうとする有栖を「逃げるな」と止めたのは男前でしたね。
事情を聞いた祐馬は、夢も、出産も諦めないことにした有栖を応援することに。
今回のラストで分かりましたが、祐馬は瞳子(深田恭子)の会社の社長(高嶋政宏)の息子らしく、親に反発してダンサーを目指してるってことのようですね。
一方、金沢で瞳子に会って、好きになり東京まで追っかけてきて、ちょっと気味悪いなと思えた加瀬(上杉柊平)は元プロ野球選手で新人王までなった男でした。
しかし、良い時は続かず戦力外になり、離婚もし、今は人と接することのない運送ドライバーに。
自分のことを知らずに明るくフランクに接してくれた瞳子と、久しぶりに笑って楽しく食事ができ心ひかれたようです。
瞳子は卵巣を摘出しなければならないかもしれない診断を受けており、そんな瞳子の加瀬は支えになってくれるかもしれませんね。
有栖の父親・市郎(安田顕)が、娘は母親(美村里江)と仲良かったので、亡くなって自分ではうまく接してこれなかったと悔いるのを、
瞳子は有栖が市郎の作ってくれた弁当箱袋を大事にしていたこと、消防士のマスコットシールをくれたことなど、父親を敬い好きなことをちゃんと伝えてあげました。
有栖と会った市郎は瞳子と住むことを認め、大学は休学するように言います。
有栖は休学したくないと一旦はゴネましたが、納得してくれました。
安田顕の父性愛溢れる演技が良かったですね。
それに引き換え、娘に子どもを作ってほしいと、無神経に言う瞳子の母親(片平なぎさ)が無知なる言葉の暴力とも言えて強烈でした。
今回の評価は…7