結婚のことばかり言うチカ…「こっち向いてよ向井くん」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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「結婚」や「交際」「恋愛」について男女の間には考え方の違いがあり、それが向井(赤楚衛二)&チカ(藤間爽子)、坂井戸(波瑠)&環田(市原隼人)、元気(岡山天音)&麻美(藤原さくら)と3組の男女によって、いろいろ浮かび上がった回でしたね。




日本テレビ 水曜22時

「こっち向いてよ向井くん」第4話


主演…赤楚衛二

脚本…渡邉真子

演出…茂山佳則




まずは向井とチカですが、チカはとにかく結婚に向けてのことをグイグイと進めていこうとするんですね。




向井にしてみれば結婚を前提に交際できるカノジョができた…という認識なんですが、




どうもチカにとっては結婚へのプロセスの恋愛感情や、交際などは全くと言ってもいいほど興味が無いようなんです。




2人で会ってる時も向井はせめて手ぐらいつなごうとしますが、チカはおかまいなしです。





さすがに向井は違和感をおさえきれずに、ついに言ってしまいます。


「なんか、おかしいですよ。結婚の話ばかり。まだ知り合ったばかりなのに。結婚結婚って畳みかけられたら疲れる。チカさんの内側が見たいっていうか…」




後日、チカは向井に謝り、恋愛の優先順位が低いまま来たので、砂浜でのキュンキュンデートなんかファンタジーだと思ってると告げます。




そんなチカを向井は砂浜に連れていき、ファンタジーなんかじゃないと分かってもらおうとしますが、チカからは別れを切り出されます。




チカはなぜ結婚を焦ってるかというと、

子どもが欲しいんですね。

30代になり、なるべく早く結婚して子どもを授かりたい、その一心なんですね。





交際して、恋愛感情が高まって、関係も深まり結婚という、ごく当たり前の流れを望む向井と考え方が合わないと見なされたようです。




「向井さんはちゃんと好きな人と付き合った方が良いと思いますよ」




その好きな人ができないんだよ!と嘆く向井の心の声。




結婚重視と恋愛重視の2人の思惑のすれ違いが鮮やかに浮かび上がりました。




でも1話や2話とはふられるにしても前向きになる別れでしたね。




考え方の違いが露骨に出たのは元気と麻美で、結婚するから男としては家も持ちたいし…と気負う元気に対して、




麻美は結婚したって、そんなに頑張らずに今までの元気のままでいいと反発します。



結婚って難しいことになってきましたね。




坂井戸はバツイチでもう結婚しないと明言している環田と、なんとなく付きあってるわけですが、




向井からしたら、環田の姿勢は不誠実だと見えるわけで、それを坂井戸に言うと結婚の意思が無くても誠実でいられるよと言い返されます。




向井と坂井戸は何でも話せる仲になっていて、良い関係ですよね。




3組の男女、みなハマり役でしたが、市原隼人だけはどうもこういう役をやってると、見ていてこそばゆいです(笑)





今回の評価は…8