前回登場した来栖(成田凌)の元カノ(岡崎紗絵)がなぜあの時に葬式に行ったのか?と尋ねてましたが、その答えが出る第5話でした。
このドラマ、来栖の過去を小出しにしてきますね。
フジテレビ 月曜22時
「転職の魔王様」第5話
主演…成田凌
脚本…泉澤陽子
演出…堀江貴大
千晴(小芝風花)が来栖のアシスト無しで担当することになった戸松(葉山奨之)。
いろんな会社をトラブっては辞めている厄介な案件で、千晴にはなかなか手ごわい相手です。
なんでそんななのかといぶかしく思ったところで、戸松は来栖が足が不自由になることになった事故の加害者の婚約者だった男とわかります。
来栖を轢いた加害者は、過重労働で寝不足で、居眠り運転をして来栖を轢いてしまったようで、来栖をよけようとして衝突し、亡くなってしまったようです。
同僚だった戸松は内部告発をして、会社の落ち度を認めさせたのですが、葬儀に来た来栖には、お前のせいで!と厳しくなじったのでした。
来栖も足が不自由になった被害者なんですから逆恨みもいいところなんですが、
来栖は加害者がギリギリまで「逃げて!」と言いながらよけようとしてくれていたことを告げようと葬儀に出席したのでした。
来栖は戸松にあなたの人生、このままでいいのか?と問い、働く先々で労務問題で会社とぶつかり辞めてしまうのは、社畜になってしまうのと同じではないかと責めます。
自分も婚約者に協力し、ひどい労働環境から救えたのではという自責の念が、戸松に行く先々でトラブルを起こさせたんでしょうね。
来栖が今の仕事について、求職者により良い職場を紹介しているのも、与えてもらった命なので、それを活かしてということのようでした。
しかし、来栖の内情を知れば知るほど、魔王様というより慈悲深い神様のようですよね。
今回の評価は…7