ゴネママのくだりが無ければ…「ばらかもん」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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(記事のアップが遅れ、以下は昨夜放送の回ではなく、先週放送のものです)

惜しかったですね~。

前半の清舟(杉野遥亮)の母親(長野里美)が息子を島に戻らせたくないとゴネるくだりが無けれぱ、評価9を出しても良いくらい感動的な回だったんですが…




駄々っ子みたいな母親のゴネっぷりはやり過ぎな感じもあり、このドラマの世界観も崩しかけてましたよね。





フジテレビ 水曜22時

「ばらかもん」第6話


主演…杉野遥亮

脚本…阿相クミコ

演出…植田泰史




私めは早く島に戻ってほしかったんです。予告で今回はヤスバ(鷲尾真知子)の身に何かあるのは分かっていたので。




確か、アフリカのことわざに1人の高齢者が死ぬと1つの図書館が無くなるというのがありましたが、





今回の村の長老であるヤスバの死は、村の住民たちにはとても大きな意味があることを描いてましたね。





それを象徴するアイテムが糸巻き車で、ヤスバが教えてくれた糸巻き車が育江(田中みな実)や、美和(豊嶋花)、なる(宮崎莉里沙)と世代は変われどみんなに伝わってきたことで、ヤスバの影響力の大きさを感じさせました。




あまり涙、涙ではなく村人が寄り集まって賑やかに葬儀をしたり、派手やかな行列で野辺送りをするさまは、




明るく死者を送ろうと優しさと、みんなの中にヤスバは生き続けるというポジティブさを感じさせ、実に感動的でした。





清舟にとっては餅拾いの時にヤスバに言われた言葉は、人生のターニングポイントになったとも言える宝物であり、





それは清舟の中にいつまでもあり続けるでしょう。

月を見上げて終わるラストにも余韻があり素晴らしかったですね。




今回は…前半のせいで8