限られたカテゴリーにハメなくても…「こっち向いてよ向井くん」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

なんだか、人間ってのは友人とか恋人とか夫婦とか限られた関係性のカテゴリーにハメなきゃいけない…みたいなところがありますよね。




その中に無理におさまらなくてもいいんじゃない?ってメッセージを今回感じました。




日本テレビ 水曜22時

「こっち向いてよ向井くん」第9話


主演…赤楚衛二

脚本…渡邉真子

演出…茂山佳則




まず、親密さが増して、お互いを意識し始めた向井(赤楚衛二)と坂井戸(波瑠)ですよ。




お似合いなんですけどね。

これは友人でも恋人でもない、男女間ではあまり築くことのできない関係性ですよね。




ベタついた関係性じゃないから坂井戸はビシバシと客観的なアドバイスをしてあけられるわけで、




これが恋人や夫婦になったらそうはいかないんでしょうね。

だから今のままで良いはずなんですが…原作漫画はまだ連載中ですから、そのままでドラマは一旦終わるのでは?と思います。





こじれにこじれた麻美(藤原さくら)と元気(岡山天音)ですが、麻美が言わんとしたこともそういうことかと今回やっと分かった気がしました。





「夫婦」ってありきたりなカテゴリーに自分と元気をハメこみたくなかったんでしょうね。




元気には元気らしくいてほしい。

そのままの元気が好きなんだから。




この麻美の考えはなかなか受け入れられにくいですよね、まだ古くさい日本では。




結婚をしたくない美和子(生田絵梨花)もそれに近い考えなのかもしれません。





坂井戸と美和子が今回、元気の店で鉢合わせしましたが、そこに麻美も入れて座談会をしたら面白そうですね。





向井と美和子も何でも話せる独特の関係性になりつつあります。




さて、今夜の最終回はどうおさめるんでしょうか。

今回の評価は…7