第9話を見てこれは最終回とまとめてでいいなと思い、2話分続けての記事とします。
ご理解のほどを。
TBS 火曜22時
「18/40~ふたりなら夢も恋も~」第9話、最終回
主演…福原遥、深田恭子
脚本…龍居由佳里(9・終)、木村涼子(9)
演出…韓哲、宮崎萌加(9)、福田亮介(終)
ここ2、3話はサブタイトルの「夢も恋も」の恋の方がやけに重く描かれたので、バタバタと終わり2話で夢の方も描いたって感じでしたね。
瞳子(深田恭子)や友人たち、祐馬(鈴鹿央士)のアシストを受けて、子育てしながらも、有栖(福原遥)は新人キュレーターのコンペに勝ち抜きます。
最終回では学芸員の資格も取れてましたが、描く尺もあまり無いので、夢の方はできすぎなくらいトントン拍子で何もかもうまく行ってました。
夢を諦め、父親(高嶋政宏)との約束を守り、後を継ぐべく働き始めた祐馬も、有栖に触発されてかまたダンサーへの道に戻りました。
9話で印象的だったのは産婦人科医の薫(松本若菜)が不妊治療を続けてきたこと。今さらそんな大事なことぶっこまれてもな…とは思いましたが、
それもあって瞳子が加瀬(上杉柊平)に、子宮の病気のことを正直に打ち明け、加瀬にはずっと瞳子さんといられたら…と言ってもらえるシーンが活きました。
加瀬を演じる上杉柊平は回を重ねて顔つきがどんどん凛々しくなりましたね。
この役がよいステップになりそうです。
最終回はすべて丸くおさまるファンタジー的な展開に。
瞳子は会社をやめ、加瀬と結婚、母親(片平なぎさ)のそばに住み、夢だったギャラリーを開くことに。
有栖は祐馬と付き合うことになり、実家で市郎(安田顕)にアシストされながら海を育てることに。
気になったのは後出しジャンケンで、今さら瞳子が美術講座の授業で有栖の母親(美村里江)と親しかったと分かったこと。
これをもっと早く出してくれたら、なぜ瞳子が有栖を熱心にサポートするのに、説得力があったのに…と残念でした。
瞳子と有栖の関係は奇跡というより、なかなかそうはいかないよな~というファンタジーでした。
9話、最終回共に評価は…6