今回はほぼ全編、ベキ(役所広司)とテントについてでしたね。
いろいろ知ることができましたし、乃木(堺雅人)の回想でしばしば出てきた父親=若き日のベキを林遣都が演じていた意味もわかりました。
TBS 日曜21時30分
「VIVANT」第9話
主演…堺雅人
脚本…八津弘幸、山本奈奈
演出…加藤亜希子、宮崎陽平
いろいろわかればわかるほど、テントは悪の集団ではなく、義賊に近いものがあるなと感じられてきました。
ベキの過去が丁寧に描かれましたが、ああそうだったのかということが、かなりあって引き込まれましたね。
見捨てられて取り残されたことや、4年も息子を探し続けたこと、幼いノコルと出会い息子として育てることにしたこと、など。
若き日のベキを林遣都が熱演し、ベキの苦渋の日々が心に響きました。
株の信用取引で、足りない資金を乃木が稼ごうとするシーンは、堺雅人が半沢直樹に見えましたね(笑)
ベキが乃木に信頼を寄せるほど、嫉妬心から乃木を暴こうとするダークな情念を二宮和也がデリケートに演じていて見ごたえがありました。
別班のメンバーはやはり死んでなかったですね。
あの映像を撮ったのは誰なんでしょうか?
薫(二階堂ふみ)か?ドラム(富栄ドラム)か?新庄(竜星涼)か?
さ~今夜すべてが明らかになりますね。
楽しみです。
今回の評価は…8