2人にまた会えて良かった…「きのう何食べた?season2」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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season1から4年半も経ったんですね。

愛すべき熟年同性カップル、弁護士シロさん(西島秀俊)と美容師ケンジ(内野聖陽)の、悲喜こもごもの同居生活を描いた作品です。





続編ではそんな4年半の時の流れが、そのままドラマの中でも反映されていて、そのへんが面白かったです。





テレビ東京 金曜24時12分

「きのう何食べた?season2」第1話


主演…西島秀俊、内野聖陽

脚本…安達奈緒子

演出…中江和仁



視聴者と同じ時をこの2人も過ごしているんだなと感じさせる仕掛けが、2人のリアリティーをより高めているんです。




例えば、倹約家のシロさんは、料理上手で食いしん坊のケンジのために腕をふるうのが生き甲斐なんですが、





物価の高騰で食費がかさみ、値段が高めの魚には手を出しにくく、肉料理が多めになってしまいます。




更に追い討ちをかけるように、シロさんがごひいきにしていたスーパーのタカラヤが閉店になってしまい、新しいスーパーはちょっと高めになってしまうのです。




西島秀俊が眉間にシワを寄せてスーパーのレシートを睨んだり、スーパーでカレイがタイムセールで安くなるのをじっと待ったり、似合わないことを真顔でやっているのがそこはかとなく可笑しいんですよね。




…で、ケンジが体重が増えたと騒ぎだし、健康診断でコレステロールが高めだったと明かします。





シロさんは自分の料理のせいだと反省し、奮発してカレイの煮付けを作り、食費もやむなくアップすることにしました。




ケンジを演じる内野聖陽は毎回美味しそうに食べるんですよね。食べた感想も絶妙で毎回その料理を食べたくなります。





こういう日常のちょっとしたことを2人を通して描くというのがいいんですね、このドラマは。





愛すべき2人を続編でも温かく見守りたいと思います。





今回の評価は…8