我が子を殺された母たちの逆襲…「大奥」第15話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回で「医療」編は完結し、後半の「幕末」編に入っていきましたが、「医療」編は随分人が死にましたね。




その元凶は怪物的な悪女、治済(仲間由紀恵)の所業だったわけですが…




NHK  火曜22時

「大奥Season2」第15話


脚本…森下佳子

演出…大原拓




我が子を治済に殺された御台所、茂姫(蓮佛美沙子)は失意で気が触れてしまい、夫、家斉(中村蒼)が我が子に見えてしまうありさまに。




一方、お志賀の方(佐津川愛美)は側室でなくなり、滝沢と名乗って治済の側近になり毒見もするほど信頼を得ることに…。





しかし、それは周到に2人が仕掛けた策略で、実はお志賀の方は自らの命も投げ出す覚悟で治済に少しずつ毒を盛っていたのでした。




治済を騙して、ないがしろにし、家斉が熊痘接種をすすめていたことがわかり、怒った治済が家斉と茂姫を毒殺しようとした時に、その策略が明かされるのでした。




治済を見殺しにしたかったのですが、家斉が懇願するので命だけは奪わず、治済は身体も動けず口もきけずに寝たきりで余生を送ることになりました。




母は強し!で子を殺された恨みは何としても晴らしたかったんでしょうね。

それに比べて、家斉まで亡き者にしようとした治済のイカレっぷりも凄かったです。




家斉はそんな治済には隠して老中たちにもネゴして、熊痘接種の普及をすすめ、男子が家を継ぎ、男女逆転しない世になるようにしていきました。




源内(鈴木杏)や青沼(村雨辰剛)、意次(松下奈緒)らが成し遂げようとしたことが、長い年月をかけてようやく行われることになったのです。

ちょっと感動的でしたね。





しかし、それも束の間、治済の孫で新たな怪物、家慶(高嶋政伸)が登場しました。




娘の家定(愛希れいか)を手ごめにする最低オヤジです。

高嶋政伸ってとこがね、また期待をさせます。




幕末編も楽しみです。

今回が評価は…8