せっかくの県大会の1回戦、いい試合で、コールド負けでなく最後まで戦えたと喜び、弱小野球部の成長を感じさせ、感動できる回であったはずなのに、
もう書くのもうんざりなんですが、南雲(鈴木亮平)の無免許問題は解決しておらず、それがノドに刺さった魚の小骨のようになっていて、素直に感動できなかったのは残念でなりませんでした。
TBS 日曜21時
「下剋上球児」第4話
主演…鈴木亮平
脚本…奥寺佐渡子
演出…山室大輔
越山高校野球部は県大会1回戦は、同じ県立でベテラン監督(浅野和之)率いる和気高校と対戦します。
接戦を繰り広げ、1年生エースの犬塚は好投するも途中で打たれ降板。
根室が継投しました。
結局、ギリギリまで粘るも善戦むなしく敗退します。
しかし、1回戦コールド負けが当たり前だった越山高校は、最後まで戦えたことを喜びあっていました。
廃部寸前だったチームにとっては上出来だったってことですね。
相手チームの監督が浅野和之でしたから、また今後再戦するかもしれませんね。
上級生たちが犬塚にこの野球部に入ってくれてありがとうと感謝するシーンや、
自分のケンカ沙汰のせいで兄が試合に出なかったことを悔いて日沖弟が丸刈りにして自分も野球部に入り勝たせると誓うシーンとかは良かったです。
バカ息子扱いされてきた犬塚(小日向文世)がこれだけは成し遂げたいという思いとか、回を重ねて共感が持てる人が増えていく中で、
肝心の南雲が無免許であるというのはモヤモヤしかなくて、校長(小泉孝太郎)に話して警察に自首することにしたのは何よりでした。
いろいろ波紋は残るでしょうが、これを引っ張られてもな~ってことでしたから良かったです。
今回の評価は…7