歴史を変えずに思いだけは…「時をかけるな、恋人たち」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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廻(吉岡里帆)の任務の期限が迫る中、また厄介な案件が…




フジテレビ 火曜23時

「時をかけるな、恋人たち」第5話


主演…吉岡里帆

脚本…上田誠

演出…山岸聖太






30年後からタイム暴走族が乗り捨てたタイムボードを使って2023年にやってきた矢野(今野浩喜)。




30年前、ささいなケンカをしたまま家を出てバスの事故で亡くなった妻に思いを伝えに来たのでした。





妻をそのバスに乗せないようにしたい矢野でしたが、歴史を変えてはいけないとタイムパトロールのメンバーにきつく言われて、それでも脱出して接触を試みますが阻止されます。




タイムトラベルは何のためにあるのか?

今回は珍しくシリアスな感じでした。

妻を亡くした悲しみを乗り越えたからこそ、30年後の矢野はあるわけですから。

それを歪めるわけにはいかないというのは説得力がありました。





記憶を消され矢野は30年後に戻されますが、廻は何とかしてあげたいと知恵をしぼり、広瀬(西垣匠)とのLINEのやりとりの失敗をヒントに、





矢野を30年後に迎えに行き、妻が事故になる1時間前に戻りパチンコ中の矢野のスマホを拝借し、




妻にLINEで思いを伝えさせます。

妻からも返信が来ました。

送ったメッセージも返信メッセージも削除しました。




まさに歴史を変えずに思いは伝えられた粋なはからいでした。

ほろ苦くも洒落たエピソードでしたね。





さて、廻と翔(永山瑛太)は駆け落ちすることにしたようです。

次回は廻の両親の青春時代に。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ですね。

どんなひねりがあるんでしょうか。




今回の評価は…8