今回は前回のクリスマスに続いて年越しのシロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)が描かれました。
カウントダウンや初詣、おせち…
そんな中でやはり2人の寄る年波が巧みに描かれていました。
テレビ東京 金曜24時12分
「きのう何食べた?season2」第6話
主演…西島秀俊、内野聖陽
脚本…安達奈緒子
演出…平田大輔
小日向(山本耕史)、航(磯村勇斗)ペアにカウントダウン初詣に誘われたシロさんとケンジ。
シロさんは元日に行くと決めていてカウントダウンなど行ったことがなく嫌がりましたが、
ケンジは若い頃から何度も行っていてノリノリで、シロさんも渋々付き合うことに。
初めてのカウントダウンに、こんな感じか~と感心するシロさん。
歳を重ねても初めての体験とはあるもので、やってみれば…ってことはありますよね。
昔を思い出して気は若いケンジはこのまま初日の出まで時間をつぶそうとはしゃぎますが、みんなに却下されます。
その代わりに小日向は、小日向の家でおせちを食べようと誘います。
このおせちを食べるシーンが4人それぞれのキャラが遺憾なく発揮され面白かったですね。
まず、京都の老舗料亭の20食限定おせちを早くから予約して奮発した小日向。
しかし、見た目は豪華でも味はそれほどではなく、
黒豆はシロさんの手作りで持参したものの方が美味しいくらいで、立場がない小日向をシロさんとケンジが慌ててフォロー(笑)
シロさんは黒豆と豚の角煮を持参するんですが、航は地味~と文句を言いつつも、美味しくて箸が進んでしまうのが微笑ましくかったです。
正月は家族や親戚に結婚のこととか言われてイヤだけど、きょうだいが結婚したり子どもを生んでくれてあまり言われなくなってきたと喜びあっていたら、シロさんは1人っ子でこじれてるので、気を遣ってフォローしたり…
4人の会話にいろいろ含みがあって面白いシーンでした。
そこまででも満足でしたが、おまけのように大家さんとの契約更新についての話があり、
その流れで、今住んでいる部屋は家賃が安いのは事故物件だからということをケンジが初めて知るってことになりました。
殺人があったのは寝室ってことはシロさんは黙ってましたけどね(笑)
盛りだくさんで大満足の回でした。
今回の評価は…8