2024年冬ドラマ期待度ランキングTOP3 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

冬ドラマ期待度ランキング、いよいよ残すはTOP3の3本となりました。



私めの好みもありますが、このブログを愛読して下さってる皆さんにはハマるドラマではないかと思っています。

どうぞご参考に。





まずは…


3位

9日スタート

NHK  火曜22時

山下智久主演

「正直不動産2」…☆☆☆☆☆☆☆☆


共演…福原遥、市原隼人、ディーン・フジオカ、山崎努、草刈正雄、倉科カナ


脚本…根本ノンジ、清水匡、木滝りま

演出…川村泰祐、金澤友也、下向英輝




続編ですから大体内容はわかっているので、順位はもっと下にしても良かったんですが、前クールで「きのう何食べた?」が前作より更に良くなったのを見て、このドラマへの期待値も高まりました。やはり、良いものは良いんだなと。




前作ではこれまで口八丁手八丁で営業していた敏腕不動産セールスマンの永瀬(山下智久)が、正直にしかしゃべれなくなり四苦八苦しながらも、正直な営業でセールスに結びつけていくさまが描かれました。




不動産についての知識を得られるお仕事ドラマの要素に、ワケありで不動産について相談してくる顧客のヒューマンドラマが加わり、バランスが良かったんです。




更にライバル会社がとかく営業の邪魔をしたり横取りしたりしてきて、最終的にはやり込める痛快な勧善懲悪の要素もありました。




そのあたりは続編でも踏襲されそうで、ライバル会社には永瀬にライアーな仕事

を仕込んだ神木(ディーン・フジオカ)が加入し、更に手強い相手に。




今回懸念点は、前作は根本ノンジが1人で脚本を書いてましたが、今回はあまりよく知らない2人が加わっていること。

それが不安です。





2位

14日スタート

TBS  日曜21時

西島秀俊主演

「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」…☆☆☆☆☆☆☆☆★


共演…芦田愛菜、宮沢氷魚、満島真之介、新木優子、玉山鉄二、西田敏行


脚本…大島里美

演出…坪井敏雄、石井康晴、富田和成




先月まで「きのう何食べた?」でハマり役のシロさんを演じたばかりの西島秀俊が新たに挑むのは世界的に活躍する天才指揮者。



しかし、音楽以外ではポンコツで、5年前のある事件をきっかけに音楽界から離れ、妻子とも離れて暮らすことに。




そんな主人公が廃団の危機にある市民楽団を救うため指揮者を依頼され、そこで娘(芦田愛菜)と再会。

父も音楽も嫌ってきた娘との絆を取り戻していきながら、楽団を立て直していくという話。




脚本の大島里美は「妻、小学生になる」や「凪のお暇」を書いた人でヒューマンドラマを得意としています。

気まずい同居生活を始める父と娘が心を通いあわせるに至るプロセスを感動的に書いてくれそうです。



芦田愛菜は「最高の教師」で改めてその技量の高さを示しましたし、

練習熱心だが下手くそなトランペッター役に宮沢氷魚、魔性の女的なフルート奏者に新木優子、指揮者に敵意を燃やすコンサートマスターに津田寛治、心優しい団長に玉山鉄二、5年前の事件を知る謎の男に満島真之介、主人公のよき相談

相手になる古参団員に西田敏行。




実力者ぞろいの頼もしいメンバーで、手堅くちゃんとした作品になってくれそうです。





そして、最後に冬ドラマで私めが最も期待している作品が…





1位

26日スタート

TBS  金曜22時

阿部サダヲ主演

「不適切にもほどがある!」…☆☆☆☆☆☆☆☆☆


共演…磯村勇斗、仲里依紗、吉田羊、古田新太、山本耕史


脚本…宮藤官九郎

演出…金子文紀ほか





クドカンこと宮藤官九郎脚本で、磯山晶P、金子文紀Dと言えば、「池袋ウエストゲートパーク」に始まり、「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」「俺の家の話」とクドカンの進化と共に秀作を世に出してきたトリオ。




クドカンと同じ劇団大人計画で盟友のように共に成長してきた阿部サダヲも上記の作品には脇役で出演していました。




大河ドラマ「いだてん」では阿部サダヲ主演、宮藤官九郎脚本は既に実現させましたが、民放では初となります。




気心の知れた同士ですから、阿部サダヲの良さを熟知したクドカンが、どんな主人公を演じさせるか楽しみでなりません。



…で、どんな役かと言うと、阿部サダヲが演じる小川とは1986年からタイムスリップしてきたコンプライアンス意識の低い中学教師。





言動は昭和のままなので、令和ではさまざまな問題を起こし、昭和と令和を行ったり来たりしながら、不仲の娘や令和で出会った人々との絆を深めていく意識低いタイムスリップコメディのようです。




前クールで「時をかけるな、恋人たち」があり、またタイムスリップかという部分もありますが、内容的にはだいぶ違いますからね。




令和と昭和のズレをどのように笑いにかえ、クドカンワールドを繰り広げてくれるか楽しみです。



昭和でアイドルに心酔し、マネている男に磯村勇斗。

令和のバラエティー番組のアシスタントプロデューサーをしているシングルマザーに仲里依紗、

その上司のプロデューサーに山本耕史。

小川とは逆に令和から昭和にタイムスリップする社会学者に吉田羊。




奇しくも「きのう何食べた?」の小日向、航ペアが出ているんですねわら