ひすこのドラマのテーマである検察審査会が、安倍派幹部のキックバック疑惑が
不起訴になり、検察審査会にかけるべきでは?という話も出ており、タイムリーなテーマになりつつあります。
しかし、こちらは検察特捜部長の桧山(田中直樹)やその部下の塩川(金子昇)がやけに目の敵にしてくる割には、扱ってる案件は小さいんですよね?
テレビ東京 金曜20時
「ジャンヌの裁き」第2話
主演…玉木宏
脚本…泉澤陽子
演出…西浦正記
今回は、人気漫画家と再婚した俳優、瀬川(田島亮)の前妻が自殺した件について、前妻の母(藤田朋子)が自殺したわけがないと申し立てた件でした。
瀬川を呼び出し、いろいろ聞きますが、母親の申し立てとは真反対のことを言います。
瀬川はよく警察や検察に怪しまれなかったな…と思うくらいうさんくさくて、
その瀬川を検察審査会のメンバーが、それぞれ匂いをかいだり、服装で推理したり、特技や得意分野で証人を吟味するのがちょっと面白かったです。
とはいえ、特捜部長が圧力かけて担当弁護士を外すほど、なぜこの検察審査会を気にしているのかはさっぱりわからず、
イマイチ、縦筋の盛り上がりに欠けます。
不起訴にした案件がらみで検察が触れられたくない闇が浮かびあがるといいんですが…
このメンバーでは恐れるに足らずにしか現状は思えません。
検察審査会で差し戻しが決まっても、それがどうなったかまで描かれず、モヤモヤするのも相変わらずです。
母親は 娘が自殺するつもりはないと知り安堵して帰っていきました。
藤田朋子もこういう母親役をやるようになってきたんですね。
成立はしているし、ほどほどに面白いんですが、このドラマらしいパンチが足りません。
リタイアは3話まで見て考えます。
今回の評価は…7