このドラマの演劇チックな吉田鋼太郎の演技はクセになりますね。
このドラマだからこそ許されるようなオーバーアクションなんですが…。
テレビ朝日 金曜23時15分
「おっさんずラブ・リターンズ」第3話
主演…田中圭
脚本…徳尾浩司
演出…yuki saito
春田(田中圭)が隣人の和泉(井浦新)とキスをしているところを見てしまった黒澤(吉田鋼太郎)は、春田が不倫をしているのでは？と疑いを抱いてしまいます。
牧(林遣都)との幸せを願う黒澤は、春田の家で留守中に家事をしながら、春田に不倫をやめるようにいかに伝えるかで悶々とします。
その苦悩や葛藤ぶり自体がバカらしいのに、それをオーバーアクションでシェークスピア劇並みに演じるので、何ともおかしいんです。
更に黒澤は牧が、元カレの武川(眞島秀和)に自宅に招き入れられるところも目撃してしまうし、
なぜキスをしたかを聞くために和泉に弓道を教わる春田がバックハグされて見えるところも目撃します。
W不倫をしているのかと、黒澤の葛藤はピークに。しかし、自分の胸にだけおさめておこうとしながら、目撃写真をばらまいてしまいます。
何があったかを春田にも牧にも聞きますが、2人は身の潔白を明かします。それはウソではないようで、ホッとする黒澤。
まな息子のような春田と牧の幸せを願う黒澤の姑心が描かれた回でしたね。
今でも牧への思いを捨てきれない武川の切な気な表情も、シーズン1はこんなだったなと懐かしく見ました。
真顔で演じる眞島秀和の吉田鋼太郎とは真逆の抑えた演技がそこはかとなく面白いです。
和泉は春田とそっくりの恋人がいたようですね。もう亡くなってるようですが。
公安警察というのはホントでしょうか？菊之助(三浦翔平)も同業なんですかね？
2人の任務は何なんでしょう？
今回の評価は…8