雨(永野芽郁)は司(白洲迅)と雪乃(余貴美子)に、司は太陽(山田裕貴)に、雨は五感を失う病気だと告げるんですが、
それを聞いたら、そんな病気あるの?何ていう病気?五感失くしたら死んじゃうの?
それが普通のリアクションではないですかね。
そんな病気あるわけないんですから。
しかし、誰もそこは食い下がらず、すんなり受けとめるのが謎ですね。
そんなことは気にしちゃいけないんでしょうが…
フジテレビ 月曜21時
「君が心をくれたから」第5話
主演…永野芽郁
脚本…宇山佳佑
演出…相沢秀幸
今回は泣けるポイントがかなりある回でした。
(すみません…私めは泣けませんでしたが…)
毎回毎回、ミタローはいちゃもんつけて、なんでまだ見てるんだと思われる方も多いと思いますが、
内容はどうあれ、永野芽郁や、山田裕貴、余貴美子、白洲迅、松本若菜、あとあまり触れてませんでしたが太陽の妹役の出口夏希まで、みな人が人を思いやる美しさをストレートに演じていて、その演技に引き付けられて見ているんです。
これは見ておくべきだな…と。
今回にしても雪乃が雨に余命が少ないことを告げるシーン、逆に雨が五感を失うことを告げるシーン。
どちらも祖母と孫のお互いを思いやる愛情の深さが感じられる良いシーンでした。
また、雪乃に頼まれた司が、雨が高校卒業時に渡せなかった手紙を、太陽に渡すシーンも良かったです。
このドラマの太陽という青年はファンタジックなまでに、まっすぐで純で、それをてらいなく演じる山田裕貴の演技を私めは高く評価しております。
この太陽無くして、このドラマは成立しないのですから。
バスを走って追いかける…なんてベタで気恥ずかしい演技も、すんなりと演じてしまう真摯さが見る人の心を打つのだと思います。
しかし、触覚を失うってどうなるんでしょうね?想像がつかなすぎて怖いです。
このペースだと雪乃が亡くなる頃に雨は五感をすべて失うことになりそうですが、雪乃から譲ってもらえたりするんですかね?
あと、日下(斎藤工)の過去がチラッと映りましたが、日下自身、何か五感がらみであったようですね。
千秋(松本若菜)に続いて日下の態度にも変化が見え始めました。
ハッピーエンドを信じて見続けます。
今回の評価は…7