闇の皇帝になりたいって…(笑)「グレイトギフト」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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それにしても「ギフト」って人を殺せる超危険物なんだから、もっと管理をちゃんとしようよ…っていい加減思いますよね。




簡単に持ち出されすぎだし、厳重にカギするとか、防犯カメラつけるとか、

やりようはあるでしょうに…




テレビ朝日  木曜21時

「グレイトギフト」第4話


主演…反町隆史

脚本…黒岩勉

演出…星野和成




何だかこのドラマって証拠の残らない殺人薬物「ギフト」をめぐる人間の愚かさを皮肉に描くブラックな喜劇なんじゃないかと思えてきました。




主人公の藤巻(反町隆史)は妻、麻帆(明日海りお)を守るために、その生死を握る主治医の白鳥(佐々木蔵之介)の言いなりになってるんですが、




好きじゃないのにプリンを買い続けてくるような鈍感男だから、めちゃ嫌われていますし、




やたらとクビを突っ込んでくる検査技師の久留米(波瑠)に好きと言われオロオロしますが人間的に好きなだけで恋愛感情ゼロと言われてしまうし、




そんな久留米がいろいろ知ってると白鳥に知られたら、殺されかねないので、それを理由に本坊(筒井道隆)の言いなりになるありさま。




しかめっ面でボソボソ言いながら翻弄される反町隆史がだんだんツボになってきました。




本坊は今回いきなり本性をあらわし、藤巻の部屋に盗聴器を仕掛けて全部知り、それを持ち出して高額で売りさばいていました。




ギフトで金と権力を手にして、恋慕う杏梨(倉科カナ)が好きな強い男、「闇の皇帝」になりたいんだそうです。




とんでもない悪事を淡々と顔色変えずに話す筒井道隆の演技が、本坊の俗物っぷりをよくあらわしてましたね。




ところが、本坊が売りさばいていた相手、君島(高橋光臣)を、郡司(津田健次郎)は騙してギフトで殺してしまいます。




本坊も藤巻も言いなりにして、自分がギフトを使い、白鳥を追い落とし、真の皇帝になると邪悪な野心を剥き出しにします。




郡司が急速に悪いヤツになってますが、あまりやりすぎると白鳥に殺されちゃいますよね。




元刑事で白鳥や藤巻を怪しんでいる神林(尾上松也)も白鳥が主治医のために娘を人質にされているようなもので、その内、白鳥の手先になってしまうかもしれません。




今回の評価は…7